ここの所「内側を見る、心の奥を覗き込む、心の闇に向き合うとき」と出てて、ずっと何かなー?と悶々としていました。
よく解らないので「夢で見せてください」とお願いして寝たら、微かに記憶に残っている場面がありました。
心の中でずっと「隠し守ってきた人」の事を誰かに「言え」と圧をかけられている場面。
でも自分は絶対に言わないという意思があって、必死に抵抗していた。
多分過去生で仲間を吐けとか、嫌だ!とか、そういう事をずっと繰り返していたのかなと思う。
秘密を呑み込んで言わないまま、心の奥に仕舞い込んだ状態。
あー、だからこの暗闇に光が当たって夢で出てきたのか!
ここを解けと・・・
そして手放せと!
今世でもあるんだ。
似たような事が・・・
相手の立場に迷惑をかけてしまうかも?と思って誰にも言えてない事が。
でも心の奥では「言っても誰も信じないだろうし、理解できないだろう」とか。
「現実になっていないから何も言えない。」とか。
そんな気持ちがある。
そこだな。。。
もう隠し事は通らない世界になる。
多分これからテレパシーの世界みたいなものに変わっていくから(笑)
だからこれまでの拘りを解き放して、心の通りをよくする。
そこから自由になれということかな。。。
仲間をなんとしても守る=裏切りたくない
そんな思いがあった。
前に蜘蛛の話を書いた事があったけど、蜘蛛の糸は最初は「外敵から守る為の天使の網」だったんだよ。
それがいつしか次元が下がって「蜘蛛の糸で逃さない」に変わったと聞いた。
いわば天使さんが下降して蜘蛛さんになったみたいな。。。
夢でも「守る」と「逃さない」が出てたな・・・
この二つは表裏一体か。。。
ふと思い出したのが、この地の風土記に出てきてた「土蜘蛛の速来津姫」の話。
敵が攻めて来た時に、弟が珍しい玉を二つ持っているが、他人には見せません。
また川岸の村に住んでいる人が美しい球を持っていて、大変愛しんでいますが、命令に従うことはないでしょう」
と語ったけど、捕えられてそれぞれが献上したというようなお話です。
最初聞いた時は、なんでこんな味方が不利になる事を喋るんだろうと不思議でした。
でも今この話を聞いて、別の視点も見えました。
これは密告ではなくて相手を信じて尊敬しているからこそ、ありのままを話しただけなのかなと。
そして逆の視点も見えました。
話さない、命令に従わない。
それはまさに夢の中の私の姿でした。
そして「話す、与える」は、相手との調和を意味している。
決して裏切る事ではないのかな。。
「盗られた」を別の視点で「譲った」とか「与えた」とかの意識に変えたら、調和の世界となる。
物事をどう捉えて見ているかで、意識の次元は変わってくる。
意識を上昇させていくというのは、こういう事なんですね。
もう心の中を話しても大丈夫。
調和の世界へと進んでいるのだから。
自分の「信じてもらえないだろう」という世界も、「きっと信じてくれる」の世界へ意識を変えて行けばいい。
そうやって今から自分の否定意識を肯定意識に変えていく。
子供を守る=子供の意思を尊重する。子供が自分で自立できるように見守る。
親を守る=親の意思を尊重する。親が自分で自立できるよう見守る。
本来はそういう守り方だったのかなと思いました。
それぞれが自由意志の中の世界。
それが「土蜘蛛の速来津姫」の言葉と重なりました。
親子に限らず、愛する人たち、周りの人たち、みんな。
そんな風に「相手は信じて、コントロールを手放し自由にさせる」
自分は嘘偽りなく語って、どんな縛りからも自由になる。
それを今から意識して実行して現実に変えて行こう!
そんな風に思った夢でした。