「ところで、浩一郎、お前の六尺褌だけれども、いちご柄でいいのか。」
と僕に話しかける少年がいる。名前はガラ君という。
ガラ君は、魔法が科学の代わりに発展している国の出身で、
その僕の住んでいる街に転送装置を使いしばしば遊びに来る。
「ガラ君は海パンなんだ。でも、今回の水着だけれども、
水着を作ってくれる年上の女性がいるの。」
僕はガラ君に質問してみた。ピンクがかった肌のガラ君
は、
「それは内緒ということで。」
と口を渾すようだった。
「今回の水着用布、木綿みたいだろ。でも、木綿みたいに
重くならないんだ。魔法を使った繊維も自然を破壊して
しまうんで、それと、自分が住んでいる国の天然繊維
をあわせたものなんだ。乾きやすいよ。」
と教えてくれた。ガラ君も海パン似合っているよ。
僕は少しドキドキしていた。
「浩一郎も冬なんだけれども、褌、色っぽいな。」
ガラ君がそう言ってくれる。
僕とガラ君は冬の海を楽しみながら答える。
「ところで、浩一郎。俺の国に来る時は、萌美を
連れて来いよ。俺も彼女を紹介するから。」
ガラ君はそんなふうに言う。
可愛くてかっこいいガラ君だから、彼女も素敵な人だろう。
と僕に話しかける少年がいる。名前はガラ君という。
ガラ君は、魔法が科学の代わりに発展している国の出身で、
その僕の住んでいる街に転送装置を使いしばしば遊びに来る。
「ガラ君は海パンなんだ。でも、今回の水着だけれども、
水着を作ってくれる年上の女性がいるの。」
僕はガラ君に質問してみた。ピンクがかった肌のガラ君
は、
「それは内緒ということで。」
と口を渾すようだった。
「今回の水着用布、木綿みたいだろ。でも、木綿みたいに
重くならないんだ。魔法を使った繊維も自然を破壊して
しまうんで、それと、自分が住んでいる国の天然繊維
をあわせたものなんだ。乾きやすいよ。」
と教えてくれた。ガラ君も海パン似合っているよ。
僕は少しドキドキしていた。
「浩一郎も冬なんだけれども、褌、色っぽいな。」
ガラ君がそう言ってくれる。
僕とガラ君は冬の海を楽しみながら答える。
「ところで、浩一郎。俺の国に来る時は、萌美を
連れて来いよ。俺も彼女を紹介するから。」
ガラ君はそんなふうに言う。
可愛くてかっこいいガラ君だから、彼女も素敵な人だろう。