ブルーシャムロック

此処はtomohiroのオリジナル小説サイトです。
小説主体ですので、小説に興味の無い
人は、退出下さい。

知世さんに写真が渡る

2025-02-02 07:02:08 | 逆襲の藤隆
お正月に、
大学生である日下部浩一郎と柿沼萌美が瀬戸内にある桜ヶ丘市での
寒中水泳において、久しぶりに赤い六尺褌で泳ぎ、柿沼萌美も
和風柄のハイレグ競泳水着を着て望んたことを
写真にして横浜にいる平賀知世と朝岡蓮次に写真を送った。
「久しぶりの浩一郎君の褌か。水着大好き、褌大好きな時代
からしたら、落ち着いているね。中学高校の
水着への関心を失って水泳をやったのが良かったんだね。
萌美ちゃんもナイスアシストだ。」
と知世がいう。
「うん。今度は浩一郎君、褌に付かず離れずしれないね。」
と、朝岡蓮次が答えた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大学生の6尺褌

2025-02-01 17:02:48 | 逆襲の藤隆
日下部浩一郎は久しぶりに褌を締めた。
もう大学生になっていたのだが、歳の離れた友人である八上正平と辻丸愛佳に
乞われるようにして、彼は褌を締めた。
「20歳になって褌か・・・恥ずかしい。」
卒業して、自分が小学校時代に着用していた6尺褌は全て八上正平に
上げてしまった。
「今度の寒中水泳、僕のインフルエンザ快気祝いに浩一郎さんに来てほしい。
そして褌姿になってほしい。」
浩一郎は黙って頷く。
「萌美ちゃんがどう思うかわからないよ。」
と浩一郎は正平と愛佳にいう。
「そこは大丈夫。萌美さんには私も言っておくから。」
寒中水泳の日、
そこには古式泳法の人など
現時点の浩一郎に近い年齢から老年に差しかかつた男性がいた。
先に来ていた正平は浩一郎が小学校時代愛用していた水泳用6尺褌を、
辻丸愛佳は萌美が着用していた1950-60年代風の水着を着用している。
「萌美さん、遅いよね。」
正平と愛佳は呟く。
「そうだね。」
浩一郎は答えた。
寒いことよりも、なぜだか小学校時代より恥ずかしい。
「恥ずかしいな。」
と言ったとき、
「浩一郎君。」
そこには和風柄のハイレグ競泳水着の柿沼萌美がいた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする