どんぐりの木の下で

日々の出来事を書き留めています。

見守る

2006年11月24日 | 講師話
今日はインターネット入門のサブ講師でした。

サブ講師にとして講習会に参加するのはなんと1年ぶりでした (゜∇゜ ;)マジ?

メイン講師とサブ講師では、当然の事ですが、役割が全く違います。

メイン講師は受講生の集団を、ぐいぐい引っ張って連れていくのが仕事です。
道に迷わないように、遅れないように、注意を払いながら前へ前へと進んでいきます。
サブ講師の仕事は、集団から遅れてしまった人、迷ってしまった人を集団に戻してあげることです。


サブ講師の難しいところは、表情が伺えないことです。
メインは前から受講生の顔を見ているので、その表情で、理解したな・・・とか、わからないのかな?・・・とかを推察することができます。
でも、教室の後ろにいるサブの場合は、見えている画面と手の動きで判断する場合が多いです。

今日のネット入門で、URLを入力する場面がありました。
いくつかのURLを入力練習したのですが、なかなか正しく入力ができない方がいました。
何度かは私が入力してしまいましたが、ちょっと時間があるときに、離れた後ろから黙って見てみました。

  n e . j p

キーを押すもどかしい手の動きにあわせながら、私までアルファベットを口ずさんでしまいました。
ENTERを押してページが切り替わった時には、ホッとするのと同時に (= ̄▽ ̄=)V な気分になりました。
その方にとっても自分で入力できたという自信になったと思います。

昨日のコメントに『見守る事も一つの優しさ』とありました。
まさにその通りだと思います。

見守りとフォローのタイミング。
これを見極めるのがサブ講師の腕の見せ所ではないでしょうか。