どんぐりの木の下で

日々の出来事を書き留めています。

デジタル化にブレーキかけないで。

2022年08月01日 | 雑記



8月1日 読売新聞朝刊 1面
■ワクチン接種手続きデジタル化 マイナカード活用
 接種をめぐる混乱があった新型コロナウイルス禍の反省から、
 マイナンバーカードを活用し、接種手続きの簡素化と迅速化、利便性向上を図る。


政府がワクチン接種開始を決めてから自治体が接種券の印刷を業者に発注し、発送を経て住民に届くまでに2~3か月かかっている。
政府が接種間隔の短縮や対象者の拡大など新たな方針を示すたびに、自治体が対応に追われてきたが、デジタル化で負担軽減が図れる。




「マイナ保険証」の機能を使うとか。

マイナポイントをもらう時に、
「保険証と紐づけしてもどうせ使わない」と思いましたが、使い道はいくらでもあるのですね。


ふと、この記事を読んで思い出したのが、20年近く前のこと。

ガラ携が大多数の人に普及したころ、小学校のボランティアに参加しました。
毎日作業する仕事だったので、メンバーにその日の連絡をしたい。
ML(メーリングリスト)を作って、スムーズに連絡を取ることができました。


その当時、各クラスでは、連絡網(伝言ゲーム方式)を使っていました。
何かあれば、次の人へ連絡、次の人がいなければその次の人へ。最後の人は先頭に戻して・・・


連絡網を使うよりも、MLを使ったほうが迅速かつ正確に伝わりますよと提案したのですが、
学校の見解は、

  クラスに一人でもメールを使っていない人がいれば、それはできない。
  全員の環境が整った時が導入の時     とのことでした。


「たった一人のために伝言ゲームか(溜息)」と思ったものでした。



パソボラの連絡は設立以来20年、MLを使っています。
添付資料などがあるメールの場合、PCメールは便利なのですが、
ちょこっとした連絡はLINEのほうが手軽で便利です。

パソボラ内でLINEを利用していない人が数名いますが、
大多数の会員の利便性を考えて、LINEの利用にGO!!しました。

利用していない人は従来のMLを使うことになり、
連絡系統は煩雑になりますが、強制はできないのでガマンです。


総務省によると、カードの交付率は6月末時点で45.3%にとどまっており、カードが広く普及するまでは紙の接種券と併用する見通しだ。


深谷市内では8月1日~
市内公民館や公共施設でカード出張申請受付サポート事業を始めます。





  カードを作るのが面倒くさい!!

そんな言葉で、デジタル化にブレーキをかけないで欲しいです