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上の画像は、テレビ朝日系の時代劇ドラマ「必殺仕事人III」です。
朝日放送と松竹京都映画撮影所の共同製作で、
1982年から1983年まで放映されました。
主要な登場人物は
中村主水(藤田まこと)
秀(三田村邦彦)
加代(鮎川いずみ)
西順之助(ひかる一平)
勇次(中条きよし)
おりく(山田五十鈴)で、
ひかる一平が、ジャニーズのタレントして初の
レギュラー出演でした。
そして、時は流れて2007年、
「必殺仕事人」シリーズが大きく変貌します。
まず、主役が中村主水から渡辺小五郎(東山紀之)に、
制作がテレビ朝日と朝日放送の共同制作になり、
プロデューサーや脚本家が一新されました。
そして、東山紀之さん以外にも、
松岡昌宏(TOKIO)
大倉忠義(関ジャニ∞)
知念侑李(Hey! Say! JUMP)
岸優太(当時:King & Prince)
西畑大吾(なにわ男子)
ら、ジャニーズタレントが続々登場しています。
つまり、
テレビ朝日とジャニーズ事務所が
このドラマを「乗っ取った」ように見えます。
日本テレビの「ザ!鉄腕!DASH!!」は、
主演のTOKIOのメンバーが5人から3人になったこともあって
ロケ撮影が回せなくなり、ジャニーズの後輩タレントを
次々に起用するようになりました。
「先輩(TOKIO)のピンチを後輩が助ける」とか
「慣れない後輩を先輩が優しく見守る」とか
美談のように作られていますが、
これがつまり、ジャニーズのご機嫌を取るために、
テレビ局がジャニーズのタレントしか起用しない番組を作ってきたのですよ。
で「必殺仕事人」シリーズは、
元社長の性加害問題などを受けて、東山紀之さんは芸能活動を引退し、
テレビ局もこれまでのようにジャニーズに関わりたく無いでしょうから、
ジャニーズが独占するような状況にはならないかもしれません。
が、その一方で
「製作費がかかる時代劇をあえて続けてきたのは
ジャニーズのご機嫌取りのためだったので、
そのメリットが無くなるなら時代劇は作らない」
と局側は考えているかもしれません。
さて、どうなるのでしょね。