平成12年(2000年)9月16日に、
美里村文化センター(当時)で開催された、美里村敬老会です。
敬老会の歴史は古く、
戦前は地区の青年団や婦人会が総出で、敬老会を開いていたようです。
戦後、美里村になってからも、
開催の形態が何度か変わっています。
平成の初め頃までは、村内の小学校体育館を会場として、
床の上にシートを敷き、その上に座卓を並べ、
巨大な宴会場のようにして敬老会を開いていました。
その後、
美里村文化センターが会場となり、
その後にまた
会場を猪の倉温泉に変更したりしました。
ということで、
この美里村文化センターで開催されていた、わずかな期間の貴重な写真です。
チャーターした送迎バスから降り、
会場の美里村文化センターに入っていく参加者。
最初に式典が行われていたようです。
まるで成人式みたいです。
ゲスト歌手の玉木英里子さんのショーです。
客席に降りていっての握手とか、お客さんと一緒にデュエットしたりとか、
女性演歌歌手の定番ですね。
続いて、幼稚園児が登場しました。
辰水幼稚園と高宮幼稚園(長野幼稚園は休園中だった)による
合唱や遊戯が披露されました。
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「ば」を七つ書いて何と読むでしょうか?
園児から客席にクイズを出しています。
持ち時間(出演時間)は、結構あったようです。
もう一人のゲスト、松本昌興(まさおき)さんの歌謡ショーです。
終了後、外に出てきて、帰りのバスに乗り込むところです。
そんなことで、この時代に何度か、
この美里村文化センターを会場にして開催していたのですが、
「全員が同じ方向(舞台のほう)を向いて座るので、
せっかく同じ場所に集まっても、話ができない、
久しぶりに会った人と、もっと話をしたい」
という要望が強く、
後に再び会場を変更することとなったのです。
現在は、
美里社会福祉センターが会場となり、
美里地区社協と自治会が協力して、
手作りに近い形態で、毎年の敬老会を企画しています。