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(安濃川の河原)
津市にも「都市伝説」みたいなものがあります。
有名な話なら「三重会館のメリーさん」とか
「中河原の集団水難事故で助かった女子中学生が、海の中で防空頭巾を被った少女を見た」とか、ですね。
で、近鉄線より西の地域で語られている伝説というのが、
「安濃川の河原をダチョウが走り回っていた」
というもの。
そんなアホな、野生のダチョウなんているわけがないし、
大きなダチョウが自由に走り回っていたら、危険でしょうが。
ところが、
「その話は聞いたことがある」という人も多くて、
作り話でもなさそうです。
場所は、津市神納町付近で、安濃川の南岸だとのこと。
それって谷川神社の付近ですよね?
谷川士清さんの霊がダチョウになって走り回っているのでしょうか?
怖い、怖すぎる(笑
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うちの会社に「ダチョウを見たことあるよ」という人がいたので聞いてみたところ、
「10年ほど前まで、確かにダチョウがいた、
けれど柵の中で飼われていたよ、自由に走り回っていたのではないよ」
とのこと。
その場所は、津自動車学校の前の喫茶店から、細い市道をまっすぐ北に行った、
安濃川の土手の下あたりだとのこと。
2枚目の画像の、公園(広場)の付近です。
現地に行ってみましたが、ダチョウの檻(オリ)らしきものはありませんでした。
もう飼っていないのか、
それとも、寒いから小屋の中に入れているのか、
ダチョウ伝説の真相は確認できませんでした。
ご存知の方がおられましたら、ご一報ください。
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(安濃川の土手から見た経ケ峰)
谷川士清が自らの原稿を埋めた反古塚
谷川士清旧宅前の八町通り