松阪駅はJR名松線の起点となっていることから、
鉄道ファンに馴染みの深い駅です。
駅だけでなく、
駅の周辺にも鉄道ファン向けのスポットがあるので
ご紹介します。
松阪駅南口から、商店街を西へ170m、
「株式会社新竹商店」の直営店があります。
三重県民には、
大紀町の国道42号線沿いにある「ドライブインあら竹」のほうが知られているかもしれませんが、
「駅弁のあら竹」として、鉄道ファンには有名な会社です。
こちらの店舗では、同社が製造している駅弁が販売されています。
ただし、
松阪駅構内でもあら竹の駅弁は販売されているので、
商店街で駅弁を販売する意図がよくわかりませんが、
鉄道ファンなら、
駅弁のあら竹の前で記念写真撮ってきました的な楽しみ方はできるかも。
商店街を更に西に向かい、
「虎屋ういろ」の角を右に曲がると「松阪てつどうかん」があります。
てつどうかん
松阪市日野町788 カリヨンビル 1F
松阪駅から約420m
TEL・予約 0598-21-7655
営業時間 11:30~20:00 (ラストオーダー 19:30)、ランチ 11:30~14:00、
定休日 水曜日(祝日の場合翌日) 日曜営業
注)松阪てつどう館は、2016年に松阪市鎌田町に移転しました。
ジオラマカフェ 松阪てつどうかん&笑円(松阪市鎌田町)
店内の中央には巨大なNゲージの模型があり、
近鉄特急などが走行しています。
今年登場した「特急しまかぜ」も走っています。
この模型を囲むようにカウンター席があり、
また近鉄特急のシートを使用した4人用のテーブル席もあり、
「模型を見ながらランチ」あるいは
「グループ旅行の気分でランチ」が楽しめます。
テーブル席は予約しておいたほうが良いようです。
ランチメニューの中から「ミンチカツコロッケランチ」を注文しました。
プラス100円でコーヒーが付きます。
私が行ったのが休日(土曜日)の午後1時30分頃でした。
店内には、近所から歩いてきたと思われるおばあさんが1人、
20歳くらいのカップルが1組、
ランチ本持参の女性3人組と、
お祖父さんとお孫さんの1組がいましたが、
どう見ても鉄道ファンらしき人たちではありませんでした。
時刻表を開いて熱く語っているマニアでいっぱいだと
入りにくいかもと思ったのですが、そのような心配は無いようです。
(子どもにはトーマスのランチあり)
ひと口に「鉄道ファン」と言っても
乗り鉄、撮り鉄、模型鉄などいろいろな種類があるようなので、
「すべての鉄道ファンの聖地」とは言えないのかもしれませんが、
少なくとも「模型鉄ディオラマ系Nゲージ派」には楽しめると思います。
あと、女性のグループで
「グループ旅行の気分でランチ」するのは楽しいでしょうね。
さて、もう1軒、ご紹介しましょう。
松阪てつどうかんから「虎屋ういろ」の交差点を南に渡ったところにある
「おもちゃのむらじん」です。
私は、学生時代に一度だけ来たことがあり、
プラモデルを買って帰った記憶がありますが、
あれから30年、このおもちゃ屋さんがまだ営業していたことに驚きました。
売り場の約3分の1は鉄道模型関連の商品で占められています。
しかも、30年前と違って、
お店のおじさんがインターネットを駆使して、
メーカーの在庫確認をしながら
「近鉄12200系のスナックカー4両セットね、在庫あるみたいやから取り寄せしようか」
というようなやり取りをするようなお店になっていました。
近年、町のおもちゃ屋さんが次々に閉店していくのを見ますけど
こちらは、名松線とてつどう館との相乗効果で上手く発展しているようです。
むらじん
松阪市日野町586
TEL 0598-21-2078
おもちゃのむらじん(松阪市日野町)
「500円でお昼ごはん(三重・中南勢版)」を持って食べてきました/Cafe&Bar 55(松阪市中町)
珈琲ぜんざい/山作(松阪市中町)
パティオひの商店街(松阪市日野町)