カルビー「サッカー日本代表チームチップス2010メモリアル」です。
コレクター魂vol.823 カルビー日本代表メモリアル
昨晩(1月29日の深夜)、
サッカー日本代表はアジアカップの決勝でオーストラリアと対戦し、
延長戦で1-0で勝利、通算4度目のアジアチャンピオンに輝きました。
試合を見ていて感じたのは、
ザッケローニ監督がまさに「勝負師」だということです。
決勝に進んだところで
「タイトルが見えてきた以上、もちろん狙っていく」
と語っていましたが、まさしくこの決勝戦は「本気モード」に入ったようです。
まず、
後半11分に、MF藤本を下げ、CB岩政を投入、
普通なら背の高くない今野を岩政に替えるところですが、
今野は残して、長友を右ウイングに上げました。
更に延長前半に、FW前田に替えてFW李忠成を投入、
そして延長後半に、長友から李へのセンタリングで
決勝点を挙げるわけですが、
これほど采配がズバリ当たるとは驚きです。
このチームに、チームとしての経験を積ませるならば、
長友をウイングとして使うとかはあり得ないのですが、
勝つための1点を獲るには、
終盤でもスピードが落ちない長友にもっと攻撃参加させるのが
一番可能性が高かったのです。
しかし、監督に就任してわずか半年、
しかも海外に行っている選手も多いのに
よくここまで選手の特性を把握しているなと、
吉田なんか、オランダに行ってからケガでほとんど出ていないのに、
信頼してCBで使っていましたし、
恐るべき「眼力」ですね。