津市美里町桂畑、標高548mの山頂にある長野城跡です。
室町時代にこの地域(津市と旧安芸郡)を支配していた長野氏が築いた城です。
これまでにも、
山頂からの眺め(風景)、とか
長野城跡へ行くルート、などを紹介してきましたが、
山頂の周囲をご紹介するのは今回が初めてです。
戦国時代の城と違って、この時代の城(山城)には石垣はありません。
土を削って、平たい台を積み重ねたような形状になっているのが特徴です。
使用されていた時代は、小屋のような建物はあったようですが、
ここでは、遺構(柱の穴)などは見つかっていません
最初の画像が、高狭ヶ野林道の終点です。
ここまで車で登れます。
頂上へと徒歩で登ります。このような階段が付いています。
林道の終点から頂上まで約70m、
伊勢湾の見える東側の斜面まで、更に70mほど歩きます。
山頂北側の斜面です。
この画像でも、頂上が台を重ねた形状になっているのがわかります。
上の画像(階段)と同じ場所を、上から撮影しました。
ここは、強風の当たる西の斜面になるため、
樹木の生育が悪いようです。
倒木がVの字になっていました。
それぞれ、他の木に倒れ掛かっています。
頂上から見た、津市街です。
画像中央の山が長谷山です。
帰り道に、林道から撮影しました、ウインドパーク笠取の風車です。
ウインドパーク笠取の風車(経ヶ峰林道にて撮影)