月刊Simple2015年7月号を片手に伊賀上野を探索しております。
上野本町郵便局の前の三叉路から南に向かうと、
中心街から離れているにも関わらず、
観光客が多数訪れるスポットがあります。
かぎや餅店、うどん屋池澤湯、むらい萬香園、欧風料理ストーク、西澤のコロッケ、と
観光ガイドブックに良く登場する人気店が集中するこの一角でのお楽しみは、やはり食べ物ですね。
今回は、うどん屋池澤湯を訪ねることにしました。
「うどん屋池澤湯」、飲食店らしくないこの名前は、
上野愛宕町の銭湯「池澤湯」が開いたうどん店だからです。
店内には忍者グッズがあふれ、
座敷の奥には本物の兜が飾られ、試着体験もできます。
けれど、
こちらの「北川牛乳うどん」を食べるために来店するのは
観光客だけではありません。
むしろ市民にこよなく愛されているお店なんです。
西澤のコロッケ(伊賀市上野小玉町)
ということで、牛乳うどんを注文して出来上がりを待っていたところ、
肝心のコロッケを買ってくるのを忘れていたのに気付きました。
こちらは「持ち込みOK」のうどん屋さんで、
コロッケやたこ焼きを持ち込んで
うどんの上にトッピングするのが「通(つう)」なのです。
隣の席にいた、地元らしき子ども連れの若いお母さんに、
「今からコロッケ買ってきますので、席を見てもらってていいですか」と頼んで、
店を出て30mほど離れた西澤コロッケへ行き、
コロッケを2個買ってもどってきました。
「北川牛乳うどん」600円
+「西澤のコロッケ」150円×2個です。
牛乳と言うよりも、濃厚なクリームシチュー風のスープです。
隣の席の若いお母さんに
「で、ここに入れるのですよね?」と聞いたら
コロッケを買いに行った時点で私も地元だと思った彼女は
何言ってんの?当然でしょ?と言いました。
恐る恐る、牛乳うどんの上に投入したら、
なんと!コロッケは沈まないのです。
つまり、スープが濃厚なので、
コロッケがスープを吸うことなく、
ご飯に載せたようにうどんの上に乗ってしまうのです。
また、手打ちのプリプリした麺の食感が、
濃厚クリーミーなスープに良く合っていました。
やみつきになりそうな味です。
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今年の上野天神祭は10月23日から25日です。
うどん屋池澤湯
伊賀市上野小玉町3045-1
TEL・予約 0595-23-2351
営業時間 11:00~14:00
ランチ営業、日曜営業
定休日 水曜日
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西澤のコロッケ(伊賀市上野小玉町)
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