走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

検診結果の遅れ

2022年04月17日 | 仕事
コロナの間に数が減ったもの。子宮がん検診の数。対面診療を出来るだけ避ける策をとっていても必要なものは対面でする。よって検診や健診を飛ばさないようにと言っていても減ってしまったものの一つ。

で、いつものようの検体の数が来ないのでラボではどうしていたか、と言うとコロナの応援に人員は利用されていました。PCR関連の検査は鰻登りでしたから。 で、診療形態を通常に戻し、医療を避けていた人が戻りつつあります。対面診療が増え出したのは2度目のワクチンが州民の半数以上に行き渡った頃だった。

で、今起こっていること。子宮頚がん検診の結果の遅れ。ただ今12〜15週ぐらいかかります。今までこなかった人がどっと押し寄せているから。スタッフもコロナ応援部隊から戻しても追いつかない状態。

5ヶ月ぶりに再診に来た彼女。12月にした子宮がん検診の結果が来ていました。異常結果で6ヶ月後にもう一度することが書かれていました。12月の結果を見逃していた?!と最初はドキッとしました。報告日を見ると最近のものでホッとしたわけです。コロナ真っ只中は4週もかからず結果が来ていたのでびっくりしたわけです。

このような状態ですから検診の知らせが来たら、すぐ予約を入れましょう。


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