走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

英語で悩んでいる方へ

2020年05月21日 | 英語上達法
海外でプロフェッショナルとして働いている私の事を、英語が優れている人と勘違いする日本人は大勢います。昔から英語が得意だったんでしょ?と。

いえいえ英語は一番苦手な科目で毛嫌いし、スレスレで全てを終わらせた人間です。理系だった私にとって英語ができない事は致命的でした。英語さえ出来れば、、、の思いはいつしかコンプレックスに変わり、それを克服したく30才の誕生日の2ヶ月前にカナダへやってきました。

22年も住んでいるのならベラベラでしょう?とも言われます。それも大間違い。TOEFLに挑戦していた頃の方がアクセントや文法エラーが少なかった、と旦那は言います。猛勉強をして、試験対策をしていた時の方が良い。第二言語なんてそんなものです。気を緩めれば喋りにも、筆記にも文法のミスが現れるものです。私の第一言語は日本語なんだから仕方のない事です。私よりずっとアクセントなしで流暢な英語を話せる人を沢山知っています。しかしだからと言ってそれを活かしているかどうかは、イコールではないのです。

何が大事かと言うと英語を完璧にする事より、仕事に必要なコミュニケーション(会話、筆記、リスニング)ができるかどうかなのです。それに英語よりもその仕事ができるかどうかが大事なのです。私は自分の仕事が大好きだし、楽しいし、誇りも持っています。そう言う姿勢が社会人として最も重要視されるのです。アクセントや英語のレベルは仕事の評価の対象ではないのですよ(学問やプロフェッショナルにより、最低限度のレベルは要望されますが)。

ま、こんな一丁前な事を言っていますが、新型肺炎のおかげで困っていることがあります。オンライン診療。普段の診療ではアクセントや文法間違いがある分、単語を紙に書いてみたり、ジェスチャーを使ったり、絵を書いたりと診察中に患者とコミュニケーションにすれ違いがないようにするのですが、オンライン診療だと限界を感じることが多々。特に電話診療はチャレンジになる時も。

怠け癖がこんなところに支障をきたします。初心に戻るだけですけどね。

英語上達法のカテゴリーで色々書いているので、英語で悩んでいる方、是非読んでくださいませ。その中でもこれは必読です。

ハートが大事

こんな私が出来たんです。貴方にもできるはず。頑張れ〜


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。