走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

得意か下手か

2021年02月23日 | 仕事
年度末のボスとのミーティング。年間計画の総合評価ですから大事なものです。
私と言うか私の働いている保健機構のNPたちは只今ボスが2人います。オペレーション部とNP部の2つ。NPの仕事と言うかポジションは既存のシステムの中でとても特殊なので4つの部門にまたがっているのです。

それを一つに絞るためにNP部門は計画を立てていて(何年越しの。だって予算や給与がとか色々な事が関係してくるので)、その真っ只中なので2つの部門へ報告する義務があるのです。

で、今日はNP部門のミーティング。予想通り滞りなく進み高評価ももらいました。しかし笑えた事が一つ。美加は自分を過小評価しすぎよ!もっと評価表に自分の事を書くべきよ、と。

以前にも書きましたが日本と北米で違う事。私この仕事できます!と言う人がその仕事の事をどれだけ知っっているか、準備しているか、知識があるか、と確かめる。日本人は100%に近くないとできると言わない。北米人は50%知っていればできると言う。この違い。日本人は脳ある鷹は爪隠す、北米は自分の素晴らしさを堂々と華々しく前へ出す事が得意の違い。英語で言うなら北米人はShow off が得意で日本人は下手。

よって私の自己評価は(他のNPに比べて) 小さいらしい(他の人は小さな事を拡大鏡を使って書いている?!)。国民性の違いなんです。

I prefer concise report.

と伝えておきました。緊張するはずのミーティングが大爆笑でした。


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1 コメント

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Unknown (ソフィー)
2021-02-23 15:53:59
私も去年まで 自分の仕事に対しての自己評価シート年に三度ほど書いて上司との懇談がありましたが A評価つけたことないですね。自分の評価に対して慎重になるという意味合いもありますが 正直に言うと「見栄をなっている」という印象、自分を過大評価していると思われることを避けるという意味が強かったように思います。簡単に言えばBが無難。でも、日本の場合は それでうまくまわっているようです。そして、残念なことにこの評価活動が実際の仕事に役立っている評価項目・評価活動ではないのではないかと思います。
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