やれやれと言う有様。コロナの間見なかった光景が復活。それは路上に生活するホームレスの方々の姿。特に今週は月一の生活保護の支払いがある日なので、支払い事務所の周りの人だかりは凄かった。
何故コロナの間見なかったか?
コロナの間は特別予算が出ていたので、誰もが隔離をできるようにホームレスの人々をホテルに短期間(と言っても2年と長い期間)滞在できるようにしていた。パンデミックが終わり、予算は打ち切られ、コロナ以前の状態に戻ったからだ。
何故コロナの間見なかったか?
コロナの間は特別予算が出ていたので、誰もが隔離をできるようにホームレスの人々をホテルに短期間(と言っても2年と長い期間)滞在できるようにしていた。パンデミックが終わり、予算は打ち切られ、コロナ以前の状態に戻ったからだ。
そしてカナダの土地価格はこの20年ぐらい上昇気流。それにつられて賃貸料金もどんどん上がる。バンクーバー中心街へ高速を使って1時間圏内の我街は人口上昇率が一位の場所だ(農業用の土地が次々と住宅地へ転換、高層マンション、小さなタウンハウスなど高密集住宅地化が進んでいる)。私が今の仕事を始めた頃部屋の間借りが月$400〜500だった。今は$800からと言う。2倍に膨らんだ。生活保護で暮らしている人には手の届かない値段だ。もちろん政府はこれを止めようとしている。金利をじわじわと上げて土地物件の取引は下がり気味になってきた。しかしお金を持っている人の資産は増えて、貧困層の生活逼迫の図式は変わらない。
ホームレスのアウトリーチワーカー達が言っていた、新顔、若年層が増えてきている。空前の就職ブームでもある。どこもかしこも人手不足。働き口には困らない。しかしこの路上で暮らす人たちはメンタルヘルスや薬物依存で働けない人たち。もっと上流で食い止めなければ路上生活者は増えるばかり、と思った外回りの日でした。