走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

期待と影と

2017年09月06日 | 仕事
さあ、長かった子供達の夏休みも終わって、長女は大学院1年目が始まり末娘は7年生の始まりです。

今回のキャンプ旅行へ連れて行った末娘のお友達。彼女の悩みは深かった。お母さんは彼女たちの学校の先生。小中高一貫校に通う2人。友達はあと1年で普通校へ通う事を考えていると。

理由は?プレッシャーと親の影から逃げ出したいと。

優等生の彼女。先生の娘さんなんだからと期待され、何をしても先生の娘さんだから当たり前と自分を褒めてもらえない、と。

親の光が強いほど子供はその影に埋もれてしまう。よく聞く話だ。親が知られていないところで勝負をしたい気持ちもよくわかる。どの道を選ぼうと自分を褒める事が出来る大人になって欲しい。



キャンプ中の料理。洗い物は最小限の料理だけど美味しいぞ。

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