ツルツル

血流が悪くなると、組織に栄養や酸素が届かなくなり、組織が痛んでいきます。

歳をとるにつれて脛の毛が薄くなったり、なくなってしまうのはそのせい。老化とともに抹消の血流はどんどん悪くなる。血流を助けてくれる筋肉の動きも減ったり衰えるので運動をしない人の血管の衰えはする人に比べて早い。

タバコは血流を悪くさせる。だから喫煙者は上記の状態をさらに加速させる。

毛がないだけならまだ良い。ツルツルの肌になり、やがて肌のソフト感がなくなり、まるで木を触っているような固さになって行くのだ。色も真っ赤のなったり、日焼けしたような茶色になったりと。

足の怪我がなかなか治らない、とやってきた患者さんもそうだった。言われてみれば足の毛を剃る必要がなくなって数年だわ、と言う彼女の膝下から足首は、毛なしツルツル、そしてむくんでいました。もちろん喫煙者です。

百害あって一利なし。タバコとさよならしましょうね。


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