全人的なケアをするのは看護師の得意技。と断言したいところですがそうでもないことを経験した日。
私の患者の1人が入院しています。症状の原因が不明で多くの検査、専門医へのコンサルが多く行われています。
感染症医師もその1人。コンサル結果がいつもの2倍の長さだった。記入者をみるとレジデント。内容を読むといつもの内容、プラス背景となることがぎっしり書かれていた。幼少期の生活環境や家族歴。私も知らないことまで書いてあった。ほーと感心した。
もちろん感染症が専門だから結核について知りたいからだとは思ったけれど。
最近は医学部でもホリスティックなケアを教えていると7〜8年前ぐらいに聞いた。そう言う世代のレジデントが現れるようになったのだ、と教育プログラムの変化が実践に出てきているアウトカムを感じた。依存が慢性期疾患の一つとなった世代ももう少しで出てくる。
教育システムの変化の大きな力を感じた瞬間だ。
冒頭写真:何kmも続く桜並木。寒くて2週間以上この状態を保っています。最高気温は今日も一桁。北の山々は雪がまだまだあります。木々に新雪があるのも見えます。おーい春よー〜ー