定期処方

定期的に服用するお薬。3-4月分毎に処方を書きます。こうすると最低でも年に3-4回診察することになる。

薬局の薬剤師は患者からの依頼があれば、処方者に処方の更新を依頼する事が出来る。薬が切れそう、でも予約が詰まっていて直ぐには診てもらえない、という時に役に立ちます。

しかし患者の中には診察なしで更新してもらえるならその方が良いと、薬剤師への依頼だけで診察に来ようとしない人がいます。薬剤師の中には1年分の処方を依頼する所もあります。どうなんでしょうね。1年分の薬をもらえば診察してもらう必要がない、と勘違いする人がいます。

先日も高血圧、腎不全、糖尿病と甲状腺機能障害を持つ彼が半年ぶりに診察に来ました。診察に来なければ処方をもう出さないと伝えたからです。

そんな彼が診察中に言ったのは、
体調が良いから来なかったんだ。便りのないのは良い知らせって言うだろ？と言いました。

はああ、そう言う見方もあるかもしれない。

でもねえ、前にも増して色白の誰かさん。体重も減っていました。
腎不全による貧血が悪化していないか、糖尿病のコントロールが上手くいっていないかなど、患者を診察をしない限りわからない事だらけです。だからね、定期的に診てもらうって大切なんです！！！！！！