走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

予防的医療

2023年04月10日 | 仕事

このところ10代のケアについて書いています。私はファミリー ナース プラクティスショナー(FNP)なので新生児から高齢者のケア周産期医療までできなければならないので10代のケアももちろん入っています。しかし皆さんはどう感じているのでしょうか?


日本の診療看護師はクリティカルとプライマリーに分かれているようですが、10代のケアをしている人にはまだ出会ったことないし、専門看護師に小児がありますが、医療的ケア児に重きを置いて活動している人が多いように感じます。がん専門看護師はAYA世代のケアに興味を持っている人にはであったことがあります。がん分野のAYA世代ケアは世界でも注目を浴びている分野です。


日本には養護教員の職があり、その人の仕事になるのでしょうか?検索してみたら、思春期看護研究会を見つけました。


私が高校のクリニックを作って高校生(カナダは中高生となります)を対象にプライマリーをやりたいと言った時、どうせ避妊薬の処方や性病検査と妊娠検査ばかりするようになるわよ、と周りから言われました。でも予測したように鬱、不安症、自殺企図、ADHD、セクシャリティーに関するもの、薬物依存がそれらを上まっています。


FNPなので健康増進も役割に入ります。親から自立して自分の健康に興味を持ってもらうとても重要な時期でもあるので、そちらの予防的医療も欠かしません。


日本で子供たちの予防的医療は誰が担っているのでしょうか?


冒頭写真こちらはウエストボール(すり鉢状の地形)で、2024-2025年シーズンにハイスピードクワドのチェアリフトが稼働すると発表がありました。クリスタルボールと違う雪質で大好きなところだっただけに超嬉しいニュース。今回2度ほど滑りました。ああ、待ち遠しい。



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