3月のシンポジウムの感想はお休み。
先週は新人さんのオリエンテーションでした。同じ大学院の卒業生です。しゃべりに喋りまくった時間でした。しかしこれも患者教育と同じで一方的に話すのでは効果はありません。motivational Interview(MI)のスキルを使って伝達します。
何故か診察する患者数は多くありませんでしたが、模擬患者を作ったりしたせいか、とても勉強になった、多くのクリニカルパールをもらった、と喜ばれました。
どうやら一番響いたのは、診断を恐れてはダメ。ベストの知識と情報で導き出す診断なのだから、後で修正することもある。赤旗を見逃さなければそれで良し。
わからなければ即専門家へ紹介。でもその専門家の待ち時間が長くて、、、をしていたらしい。紹介は簡単。責任のバトンタッチもできる。でもその中で何ヶ月も待たされる患者はどうなるの?ましてや専門家が介入しなくても良いレベルの診断を避けいるのはNPとしてどうか?などのディスカッションも。
卒業して、免許ももらって尚且つ看護師からNPへの責任の重みに耐えられない、、、これはこの人だけではありません。よく見かける状況です。これからも相談の連絡を入れても良いですか?と言われた。私の答えはもちろん!オリエンテーションはオリエンテーションだけではなくて、このようにベテランと人間関係を作るためにもあります。ネットワーク作りは成功の秘訣です。
冒頭写真: バンフにある amu ramen bar は安定の美味しさ。塩ラーメン、坦々麺ともに大好き。写真は坦々麺に味玉を入れてもらいました。バンフへお越しの際はぜひ!