走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

顔に刻まれる歴史

2016年07月12日 | 仕事
私は子供の頃、よく大人に見間違いをされた。老け顔なのだ。中学生の頃には大学生とか社会人?と言われたもんだ。

欧米人に比べてアジア人は若く見える、の法則の功もそうして今の私を47歳と思う人はいない。初対面の人に年を伝えるとまず信じてもらえない。それは女性にとって嬉しいこと。

さてさて私の患者さんはその逆。男女関わらず実際の年齢より10も20も老けて見える人が大半だ。

ホームレス、薬物依存、暴力、貧困、、、、ハードな生活をしているとそれが顔に刻み込まれるようにだ。

んんん?ってことは私は苦労をしていないってこと?

のほほんと今の生活を送っているのではないんだけどな?苦労もいっぱいあったし。でも過去形か?!

と20年のホームレス歴の後、お酒もやめて家に住むことができた77歳の新患さんを前にして考え込んでしまった。



岡山を離れ尾道で両親と合流そして広島に住んでいる弟家族と竹原観光。古い町並みを訪れるのは旦那と私の希望。海に近いせいか湿度が高い暑さが涼しい夏の国カナダから来た私たちには強烈でしたが、来てよかったと思える1日でした。

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2 コメント

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こんにちは (のびた)
2016-07-12 10:47:20
おかえりなさい
ふるさとへ向かう前に岡山 ここは私の姉が嫁いで住み
最期は市民病院でお世話になり 懐かしい想い出が蘇ります
旭川の流れの近くの市内でした
竹原の街は レトロな建物も残る 私たちには朝ドラの まっさんが記憶に新しいです
年齢より若く見られること 素晴らしい活動の裏付けです
人生に目標がある人は 生き生きとして居ます
私も ほんの少し若く見られます(笑)
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のびたさ (美加)
2016-07-13 14:13:33
市民病院だったんですね。私はずっと国立でした。岡山は過ごしやすい所でした。
マッサんは見ることができなくて残念だった朝ドラです。せめて物語のロケ地だけでもと言ってみました。暑かったけれど行って良かった場所です。
のびたさんも生き生き音楽ですからね。目標や夢は人を輝かすということですね。
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