日本4日目は鞆の浦観光でした。ここにも多くの歴史的な建物が多く残り見ごたえのある場所でした。私はこの土地を舞台にしたドラマを見て以来、どうしても一度訪れてみたかったので、その夢が叶いました。太田邸は一押しです。贅を尽くし取り入れている建築方法、インテリアデザイン全てが粋で、まるで江戸時代の一級建築士、匠の技!を多く見ることが出来ます。写真は築160年の蔵の中を改造したカフェ。娘とジャンガゲームをしているところ。先のテレビドラマでは主人公の父親が設立した初代の建物でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/93/2e694293bb884fad6df2eb6b401cb3ee.jpg)
フェンタニルのオーバードース(OD) でプリンスが亡くなった事でODへの関心が高まりました。しかしながらOD以外の事実は公表されず雑誌やニュースに載っているものは憶測が目立っています。
プリンスがフェンタニルを処方薬として服用していたのか、それとも違法役として服用していたのか、普段から服用している薬はなんだったのか、この点が公開されていないからです。もちろん個人情報だから医療者だってそれを公表することはできない。
さてさて、今回書くのは関心が高まることで意識の向上、ODの防止につながることは嬉しいこと。しかしながらその反対もあり得るのです。
麻酔科の看護師に聞いた話ですが、麻酔科の事前診察中、手術中のフェンタニル使用を伝えるとODしたくないから他の薬に変えてくれといわれることが多くなったとか。
癌性疼痛という立派な理由があるのにODで死ぬのはイヤと我慢したり、他の薬に変更してくれと言われることが多くなったなど。
緩和が広まりつつあるときに、麻薬への抵抗は強かった。薬物依存になるとか著名人の薬物依存などと混同してヘロイン中毒になりたくない、が理由だった。緩和ケア、がん性疼痛治療の啓蒙活動のお陰でその垣根は随分低くなったものだ。しかしまたもや芸能人の死による負の効果。これは残念な弊害である。
癌性、非癌性の疼痛の処方にはそれなりのルールがある。もしそれに不安を抱えていたり疑問が多い場合はしっかり処方医に相談しましょう。どんな薬とて処方するという事は説明をしっかりして同意をもらって処方するということなので、処方者は説明の義務があるのです。
ちなみに著名人のODケースには薬を混ぜることによって起こったODが多い。それについて書いた記事はこちら。
続く。
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フェンタニルのオーバードース(OD) でプリンスが亡くなった事でODへの関心が高まりました。しかしながらOD以外の事実は公表されず雑誌やニュースに載っているものは憶測が目立っています。
プリンスがフェンタニルを処方薬として服用していたのか、それとも違法役として服用していたのか、普段から服用している薬はなんだったのか、この点が公開されていないからです。もちろん個人情報だから医療者だってそれを公表することはできない。
さてさて、今回書くのは関心が高まることで意識の向上、ODの防止につながることは嬉しいこと。しかしながらその反対もあり得るのです。
麻酔科の看護師に聞いた話ですが、麻酔科の事前診察中、手術中のフェンタニル使用を伝えるとODしたくないから他の薬に変えてくれといわれることが多くなったとか。
癌性疼痛という立派な理由があるのにODで死ぬのはイヤと我慢したり、他の薬に変更してくれと言われることが多くなったなど。
緩和が広まりつつあるときに、麻薬への抵抗は強かった。薬物依存になるとか著名人の薬物依存などと混同してヘロイン中毒になりたくない、が理由だった。緩和ケア、がん性疼痛治療の啓蒙活動のお陰でその垣根は随分低くなったものだ。しかしまたもや芸能人の死による負の効果。これは残念な弊害である。
癌性、非癌性の疼痛の処方にはそれなりのルールがある。もしそれに不安を抱えていたり疑問が多い場合はしっかり処方医に相談しましょう。どんな薬とて処方するという事は説明をしっかりして同意をもらって処方するということなので、処方者は説明の義務があるのです。
ちなみに著名人のODケースには薬を混ぜることによって起こったODが多い。それについて書いた記事はこちら。
続く。