ルクラシック

京都の骨董ルクラシックです。

古高取平茶碗

2021年09月05日 11時28分04秒 | 骨董

古高取平茶碗

 
17世紀山田窯あたりの古高取かと思います。
画像の通り、口縁に直しがあり、
直し自体もかなり古いもののようで、
若干浮いてきています。
将来的には再度直しに出されたほうがよろしいかと思いますが、
現時点では使用には支障ありません。
伝世の味わいを濃く刻んだもので、
高台畳付は手ずれですっかりなめらかになっています。
品格ある姿、後世に伝えていくべき作品かと思います。
箱はありませんので、画像の更紗をおつけします。
 
径 約14.3センチ前後
高さ 約5.1センチ前後
高台径 約5.7センチ前後
 
実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にない傷等ある場合があります。
サイズは前後と記載の通り、誤差を含みます。
時代産地は当方見解ですので、ご理解の範囲でお求めください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

塩笥形茶碗

2021年09月05日 11時11分47秒 | 骨董
塩笥形茶碗
 
信楽伊賀あるいは信楽伊賀系統の土が使用されていて、
釉は古瀬戸のぐいのみ手にみられるような古瀬戸釉です。
最初は伊賀かと思っておりましたが、
信楽の土を用い、古瀬戸釉を施釉する焼き物が幕末明治頃にあったようで、
もしかしたらそれに該当するかもしれませんが、
信楽のように長石がないので、やはり伊賀系統かもしれません。
よくわかりませんので、ご理解の範囲でお求めください。
 
珍しいこの塩笥形からすると茶人の注文品であるとか、
茶人作であるとか、そんな可能性もみえてきます。
焼成はしっかりされており、
江戸のはやい時期の伊賀ほどではないにせよ、高温で焼かれています。
口縁と高台畳付に欠けがいくつかありますが、
ほか特筆すべき疵はありません。
釉は通常の灰釉に加えて、海鼠釉的な成分も入っているようです。
いずれにせよ、他に類をみない茶碗です。
手取りも重すぎず軽すぎず、適度です。
箱はありません。
 
口径 約10センチ前後
胴最大径 約12.3センチ前後
高さ 約6.8センチ前後
 
実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にない疵等ある場合があります。
サイズは前後と記載の通り、誤差を含みます。
 
ご売約