ばくだん皮膚科医のばくだん発言

大阪市鶴見区の皮膚科形成外科
三輪皮フ科形成外科 
院長三輪恒のブログ

ピアスケロイド。

2012年01月13日 | ピアスケロイド、耳垂裂

明けましておめでとうございます。

座敷わらしです。

 

本年も宜しくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

突然ですが・・・うちの院長がおかしなことを言うのですよ。

 

 

 

 

一年の最後の日には家の掃除をしなければならない・・・それも家中全部っって。

 

わらしは2年も生きている日本の妖怪なので、日本のシキタリには詳しいのですが・・・そんな話は初めて聞きました。

 

            

             

・・・結局、院長宅の掃除を手伝わされました

 

 

 

 

ありがたい座敷わらしをこき使って・・・そのうちバチが当たりますよ

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・掃除を手伝った代わりに、正月には院長の実家まで付(憑)いていって、おせち料理を頂きました

 

 

 

飲みたくないのに、邪気を払うためにお酒まで飲まされました。・・・それもムリヤリ

(↑ ※注 ただのミリンです。)

 

 

 

 

 

 

 

ついでに、院長の父上に取り憑いておきましたよ。

座敷わらしに取り憑かれたので、今年はきっと良いことがありますよ?

 

 

 (バス停のベンチに犬を連れたわらしっぽいのがもう一人?

・・・座敷わらしが二人?

・・・いえいえ幻覚ではありませんよ。

そう、姉わらしです。

いずれ登場します。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピアスケロイド・・・って聞いたことありますか?

 

 

 

 

前回、ピアス後の耳垂裂(裂け耳)について説明しました。

 

ピアスに関係した美容的なトラブルで、裂け耳に次いで多いのが、「 ピアスケロイド 」です。

  

 

 

ピアスホールに一致して「  」のようなデキモノができることがあります。

 

この「 豆 」がピアスケロイドです。

 

「  」は、米粒~エンドウ豆くらいの大きさであることがほとんどですが、

時に親指の先くらいに大きくなることもあります。

 

 

 

 

ピアスホールを作成するということは、意図的に耳たぶに傷をつけることになります。

 

耳たぶに限らず、皮膚は傷を付けられると自然に治ろうとします。

 

その時、治り過ぎてしまうと、皮膚がふくらんで豆のようなデキモノになってしまうのです。

 

 

 

 

このデキモノは良性腫瘍に区分されるものなので切除して治します。

 

 

 

 

ただし、ピアスケロイドをただ切って取り除くだけでは不十分です。

 

 

 

またふくらんでくる可能性が高いので、3ヶ月間テープを貼っておく必要があります。

 

ピアスケロイドを除去した後の傷跡が柔らかくなったらテーピングは中止します。

 

 

 

 

 

 

興味のある方は一度ご相談ください。

 

 

 

 

 

 

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