続きです。
そう、このミニライブは、
私にとって
二胡千日記念ライブだったのです。
本来なら、まだまだわざわざ来ていただいた皆さんに聴いていただけるような演奏はできません。
昨日はそのことを告げ
どうぞおつきあいくださいと。
この二胡千日を振り返りながら、思い入れのある曲を数曲演奏させていただきました。
オープニングは
きらきら星
これがスタートだったから
2013年12月4日
初めて楽器のケースの蓋を開けるこの瞬間を一生忘れないだろうと思いました。
新しいおもちゃを与えられたかのように夢中になったこと
延々、のこぎりのような音で、きらきら星を弾き続けていたこと
最初の2ヶ月で、2回弦を切ってしまい、楽器も擦れて塗装がはげるくらい。
2曲目朧月夜
D調の曲の中でも気に入っている曲の一つ。
3ヶ月が過ぎ、D調の曲を終える頃、事情があり二胡が習えなくなりました。
辛かったんですが
自分が急ぎすぎていたこと
焦りすぎていたこと
に気づきました。
ゆっくり行こうと。
私にはこの二胡がある。
動く体、動く指がある。
練習する時間がある。
二胡をあきらめることは
できなかったから。
そこで、できることを何でもしました。
自分が気持ちよくなるところで、弾くこと。
人前で弾くこと。
録音すること。
応援してくれる人も少しずつ増え
私は肩の力を抜いて
少しずつ積み重ねていきました。
二胡は力を抜かないときれいな音色が出ない楽器なので。
3曲目
太湖船
風のような曲
この曲を昨日演奏しているとき
何かすごく気持ちよくなりました♪
ふわ~っと力が抜けたのかもしれません。
そして、
4番目 朗読 旅立ちのとき
環境にとらわれず、ここで
自分らしい花を咲かせようと
決意した詩
5番目 いつも何度でも
教本の最後の曲
始めたころは、こんな曲弾けるようになるの無理かもと思っていたけど、積み重ねていったら弾けるようになった。
今もいっぱい弾けるようになりたい曲があり、今は無理でもいつか弾けるようにきっとなれる。
6番目 朗読 タイムマシンがあったら
3年前の今頃
私は子どものこと、家族のことで悩み、一度壊れました。
カサカサになった心は、二胡によって、音楽によって、少しずつ潤っていきました。
写真や詩などは、肩の力が抜けてから、生み出されていきました。
あの頃の自分に伝えたい
こんな素敵なときが来るから
大丈夫だよと。
7番目 童神
みんなが大好き
みんなが幸せでいてほしい
たくさんたくさんもらった愛を
みんなにまた配りたい
そんな想いで弾きました。
アンコールいただきました。
ピンジュイ
一期一会というような意味合いがある曲です。
出会いによって、人生は大きく変わります。
苦しくても辛くても
偶然の出会いで、ひっくり返るように変わることがあります。
なんて幸せな二胡千日になったんだろう。
こんな風に千日を迎えることができることはなかなかないでしょう。
幸せ者です。
たくさんの応援していただいている人たちに、いつか恩返しできるような演奏ができるようになりたい。
そして、支えていただいている人たちに感謝の気持ちを忘れず。
愛を循環させたい。
自分らしくあること。
等身大の自分であること。
それがいいのだ。
このまま、私は私でいよう。
そう思えた、6日間でした。
本当に本当に
たくさんの皆さん
ありがとうございました!
いつもいつも
皆さんの幸せを祈っています。
ちゃんと自分を大切にしながら。
さあ、また前に進もう。