「小さな私を思い出す」
秋の寂しげな空気のせいだろうか
図書館で借りたマンガのせいだろうか
ふと心の奥に隠れている
昔の小さな私を思い出す
あの頃人と話すことが怖かった
一生懸命しゃべっても空回り
私は空気のように扱われ
ひとりぼっちだった
いじけてみせて
誰かに声をかけてもらうことを待っていた
私の言葉でみんながしらけないか
私の言葉で誰かを傷つけないか
言葉を出すことが怖くて
自分の気持ちを伝えることができず
ただ小さくなっていた
笑った顔は気持ち悪いと言われ
笑うこともできなくなった
大人になって
私はちゃんと愛されている
家族に愛されている
友達に愛されている
仲間もいる
小さな私の肩をたたき
優しく撫でてあげよう
一緒に遊ぼう
今は自分が一番仲良し
私を嫌っていたのは自分だった
ごめんね
よく生きていてくれたね
よくがんばって学校に行っていたね
えらかったね
私を気にかけて
声をかけてくれるみんなに感謝
ちょっとそんなことを感じた
秋の入口
(晶子)
台風の後には、北海道の地震…
被害にあわれた方々のことを思うと、心が痛みます。
心よりお見舞い申し上げます。
・・・・・
秋の空気はアカンです。
胸がキュンとなります。
今でこそ、人前で平気で話したり、少ないけれど、そのまんまの自分のことを受け入れ、仲良くしてくれる友達や仲間がいるが、子どもの頃の私は、人と接することが怖かった。
今でも人とうまくやることが、あまり上手ではないかもしれないが…。
息子もそうだった。
それが今や、おしゃれにも目覚め、友達もでき、バイトもして、普通の学生生活を楽しんでいる。
人は変われるのだ。
私達親子はその前例を作っている。
今に感謝。
過去の自分に大丈夫だよと伝えよう。
ちなみに図書館で借りて、読んでいたマンガは「3月のライオン」
家族でなくても家族のような関係。
切なくなりながら、あったかい気持ちになる。
今日も素敵な一日になりますように♪