「風に舞う」
すっかりフッサフサになっていた
ツバナの綿毛
タンポポの綿毛
名前の知らない雑草の綿毛
雨の降った次の日は
風の日だった
風に舞う舞う
塊のまま飛ぶ綿毛
一人ぼっちの綿毛
あっちにもこっちも
どこへ行くの?
知らない知らない
今はダンスを踊っているのさ
怖くないの?
楽しいよ
どこへ連れて行ってもらえるか
わからないからね
遠くへ近くへ
渦を巻いたり
舞い上がったり
うん
楽しそうだね
きれいだね
風が吹く吹く
チリ~ンチリチリ~ン
休みなく風鈴の音
夏が来るね
夏が来るね
(晶子)
仕事の帰り道、綿毛があちこちに飛んでいた。
以前に、タンポポの綿毛を見て、「旅立ちのとき」という詩を書いたが、少し昨日は印象が違ったので、もう一度綴ってみた。
長く楽しませてもらったツバナももう終わり。次は誰の番かな。
今日も素敵な一日になりますように🎵
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます