江戸時代の火災から、172年ぶりに伽藍に再建された中門。
ここにある四天王のうち、火災で焼失した増長天と広目天が、運慶快慶の流れを汲む松本明慶大仏師によって新しく作られています。
この精巧なトンボとセミ。
実はこれらが、この中門のどこかにいるんです
こちらが増長天。
??胸の甲冑の上にトンボが!!
前にしか飛ばないトンボを、決して退却しない力強さの象徴として
増長天に付けられたようです。
そしてこちらが広目天。
広目天の胸にはセミが止まっています。
遠くまで声が届くセミを、広目天の広く見渡す力に重ねられたとか。
新しい時代のシンボルを身にまとった四天王ですね~
土台の石の上に立つ木の柱。
この凸凹どうしを合わせるのに使われたのが「光り付け」と呼ばれる工法。
物の形を合わせるために転写することを「光る」と言い、
創建当初、鎌倉時代の技法にこだわって作られました。
よくまぁ、凸凹がすき間なくびっちり合うこと!!
これによって上の建物の寿命が、土中に納めるより2~300年伸びるそうです。
お山に田んぼがあるんです!
恐らくここ一カ所では・・・?
きれいにもう、田植えが終わっていました。
超かけ足とはいえ、大好きなお山へ上れた帰り道、
西の空には玉を咥えた龍の姿が!!
ちょっと出来過ぎですか・・・?