こんなに楽しい!みやび流押絵

各教室での押絵の作品や、道端で出会った季節の移ろい、クスッと笑えるテーマもありますよ~

9月1回目の京都教室

2016年09月14日 | こんな押絵(押し絵)がありますよ

第2水曜、京都教室でした。
O木さんの「朝顔」がきれいに完成~!!
のはずが・・・
あろうことか、私がボンドを台紙につけてしまう大失態hekomi


そこで柳を描き足すことに。
より豪華でいいわ~と、O木さんも皆さんも喜んで下さいましたが・・・
どんなことも、余計に手が込んでいるときは、それなりのウラがあるもんですbe


T中さんは、お花の会用に押絵をつけたステキな花器を作られました。
押絵の額縁の中から、お花が顔を出すような設えです。


予習復習の熱心なT中さんmeromero2、教材でされたのを、ご自分の生地で作られ彩色も。
「布に描く難しさを実感し、今さらながら、改めて先生に感謝ですheart」とmeromero2
いえいえ、大変さを経験されるほど、お喜びも大きくなられますから!


聡甫デザインの「ジャワッ娘」をリュックに入れて来られたO木さん。


今日仕上がった「ウサギのお餅つき」を入れて帰られました。


菊のお花を持ったいずくらさん、


キキョウの納まったハコベル
秋がもう少しで、手の届きそうなところまで・・・
今日も皆さま、ありがとうございました。

第45回表装美術展のお知らせ

2016年09月12日 | こんな押絵(押し絵)がありますよ

 ”お料理は器”と言いますが、押絵もその魅力を最大限に引き出してくれる器があって、初めて作品として誕生します。
何十年も前からお世話になっていた素晴らしい表具師さんは、小学校の同級生のお父さまで、ヘンクツを絵に描いたようなウデの良い職人さんmeromero2
高野山へお納めした押絵曼荼羅の表装が、その方の遺作となりました。

その後お世話になった表具師さんともお別れがあり、どうしよう…と思っていた時、今の表具師さんとの有り難いご縁に恵まれました。
こちらの奇抜な提案に、最初は少し戸惑っておられたのが、表装展に出したいと言われるまでに!meromero


それがこちら!!
京都教室のⅠ藤さんが作られた利休屏風(160x160cm)の「四季の花」
レンガ地に七宝柄の布を見つけ、それを縁に回した黒塗りの屏風です。


金と銀の円の中にお花の押絵をつけ、バックの紙は薄藤色に。
こちらの希望をそのまま形にしてくださる表具師さんとの、楽しいコラボ作品です。
今回、押絵はこの1点だけですが、もしお近くを通りかかられることがございましたら、ぜひ一度、ごらんくださいませ。