miyabuの雑記帳

ボケ老人の無責任なお話

ジミー大西展

2008-11-21 | Weblog
名古屋三越で開かれているジミー大西展を鑑賞してきました。来賓多く盛況でした。1994年の作品から2008年の作品まで年次ごとに展示、写真は最新作のものですが、私は2000年頃の作品に惹かれました。

アクリルキャンバスに水彩で描かれた物が多く、鮮明で色使いに天才的なものを感じますが、感覚画(私の造語)が持つ独特な力を感じませんでした。彼は岡本太郎先生を師としているようですが、心のエネルギーの爆発よりも、表面的な造形の模索に囚われ始めている感じがあります。私が2000年頃の作品に惹かれるのは、その意味です。1点だけ油彩がありましたが、彼の油彩の作品をもっと見てみたい。