こんにちは、尾張美也子です!

暮らしの中で感じたことを気ままに綴っていきます。

だれもが安心して歳を重ねられる街に

2011年10月12日 | 議会
3連休からいろいろと行事がはいって、目まぐるしい日々でした。

8日は、娘がヘルパーさんにいお世話になっている法人「かいゆう」でのケアホームの説明会に行ってきました。

「かいゆう」は、もとはクジラくもというNPO法人で、日本でも最初に重度障がい者のグループホームを立ち上げたという実績(今3棟あります)があり、また、そのことを通して障がい児・者のヘルパー事業や地域支援活動を展開してきています。

うちでも、娘が小学生のころから、くじらさんにお世話になってきています。

「かいゆう」でお世話になっているかたのうち、グループホームを望んでいる親を集めて、これから実際に作るにあたっての家族会をつくって、一緒に進めていくことになりました。グループホームを作る場合、建物には補助が出るけれども、土地代は出ないので、大きな問題は土地をどう取得するかです。

国分寺や府中の作業所などでは、市が持っている土地を法人に無償で貸しているところがあります。国立市も、いろいろと土地を持っているので、できたらこのような施設のためんび土地を貸してくれたり、譲ってくれたりできないかと思いました。

6日の決算委員会で、市がグループホームの待機者の把握状況について、実際に相談にきた方の数名しか把握していなかったので、実際に自分の周りだけでも10人以上いることを示して、国立市の障がいを持つ人や親に対するアンケートなどをっとって、実際の状況を把握して、施策をつくることが大切ではないかと提案しました。

障がいを持つ子どもとともに生きていると、自分が元気なうちは何とかなるが、もし、自分が病気になったり亡くなったりしたらどうなるかという大きな不安があります。

障がいのために自分だけで自立できない場合は、入所施設やグループホームなどで支える人とともに生きていくことが必要です。

実際に昨年も市内の障がいをもつお子さんの親が亡くなって、その後のケアをどうするかという問題が起こっています。普段から親がいなくても生活できる場所を地域につくり、そこで実際に生活できるようにしていくことが求められています。

国立市には、『滝野川学園』という日本で初めてつくられた知的障害者の施設があり、たくさんのに入所者とその方を対象にしたグループホームもたくさんあります。ただ、この施設も待機者が100人だそうです。グループホームは入所者の中から入居するため、外から入ることは不可能だそうです。

あとは、遠くてもいいからと全国から入れるところを探すか、自分たちで作り上げるしかない…これが実情です。

「かいゆう」さんが、介護事業を通して必要性のある方々とともにこれからグループホームを立ち上げようということは、一筋の光です。

私も、皆さんと協力して、行政ができることがないかを探しつつ、実現目指してがんばります。



9日は、地域の自治会の敬老会でした。

75歳以上の方を招待して、民謡の舞台が1時間。浪々とした演奏に、みなさん、目の前のごちそうを忘れるくらいでした。

そして、豚汁とお寿司をいただいたあと、臨時熟年合唱団が前に出て、懐かしい童謡などをみんなで歌いました。

自分たちの環境を自分たちでよくしていこうと作られた「環境促進会」は、昔子御地域が雨の旅に水が出ていた頃にできたそうです。

上から作られた組織でないというのが、いいですね。

自治会が活発なのは、これから何かの災害が起こったときにもとても大きな力になると思います。

加入されていない方もいるので、これが今後の課題かな。

昨日から、長野県茅野市に健康保険委員会で研修に行ってきました。

充実した2日間で、学ぶこと、考えさせられることもたくさんありました。

詳しくは、明日にします

コメント
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