今日は、珍しく午前中は家にいて少しだけのんびりしました
昼間、私がいないときはいつも寝てるらしい我が家の猫。
今日は、ずっと起きてて私の後追い。
そういえば、子ども達、小さかったとき、トイレまでついてきてたなぁと思い出してしまいました。
外出から帰ると、子どもたちが「おかえりー」と玄関まで走ってきてた。たぶん小学校あたりまでかな。
今思えば、子どもたちの成長はあっという間
複雑なきもち。
今は、猫ちゃんが玄関までお出迎えしてゴロゴロ。
私がコートを着て、家を出ようとすると、足にまとわりついてくる。
生れてまもなくの捨て猫ちゃんだったから、どうも私を母だと思ってるみたいです。
先日の田中優氏のトークライブ。
350人入る国立芸術小ホールがほぼ埋まってしまうほどで、放射能汚染に対する関心の高さを感じました。
最初に田中優さんの話があり、その後、休憩時間に配られた紙に思ったことや質問を書いて、前の掲示板に貼り付け、その中から質問の答えをするという方式でした。
話の前半は、放射能汚染の実態とそこから身を守るためのアドヴァイス。
やはり、今、一番問題なのは、食べ物からくる内部汚染。特に、細胞分裂の激しい子どもたちにとっては、その過程で放射線によって直接DNAを断ち切ってしまいます。
50歳代のと0歳では、放射線による被害のリスクはなんと30倍だそうです。
では、守るためにできることは何か。
放射能の被害は確率の問題にあり、汚染があればがんになる確率が高くなるということで、免疫力を高めることが大切なこと。
そのためには、
前向きにすっきり、きっかり、くっきり生きる!と。
食べ物について
高濃度に濃縮されるものは、危ない。とくに、魚、肉、卵、牛乳。
魚のなかでも、淡水魚、深海魚、回遊魚の順で危ないそうです。
しいたけ、たけのこ、なめこ、くだものやブルーベリーも放射線物質を集めやすいそうです。
米は胚芽部分にたまりやすいので、白米ならほとんど大丈夫。
ラットの実験では、乳酸菌、麦芽、熟成味噌が効果的だそうです。
最近、ビール(原料は麦芽)が好きになってきたのは、放射能から身を守る本能かも!?
また、糠漬け、酢漬けは、それぞれに放射線物質が溶け出すので、よいそうです(溶け出した酢を飲んだらだめですよ)
そして、緑黄色野菜をたっぷりとることが、よい。野菜は紫外線をあびているので、放射能を除去する働きがあるそうです。
こうみてくると、どうやら伝統的な日本食をすればよいということになりそうです。
毎朝、ごはんと具だくさん味噌汁(お味噌だけはちょっと高くても熟成したものにこだわってます)という粗食を続けているのは、◎だったとほっとしました。
後半は、原発がなくても大丈夫なわけや原発推進のしくみなどの話。
結論から言えば、日本は原発がなくても十分やっていけるのです。
これは、別の機関(ISEP環境エネルギー政策研究所http://www.isep.or.jp/library/1660)でも明らかにされています。
日本の電力消費量のうち家庭の消費量は23%で、残りは企業などの事業者。一般家庭は消費量が増えれば電気料金が割高になりますが、企業は消費量が増えれば、割安になる料金体系で、この仕組みを見直して、使うほどに割高にすれば、企業は儲け追求が至上命令なので、電力の節約につながると言います。
原発をここまで推進してきた背景には、経団連と政府の結びつきがある。経団連を構成する地方の各経団連の会長は、各地域の電力会社のトップ。
なので、政府は原発を推進するために政府広報も入れて、1000億円もの広告費を使っているといいます。
書き始めればきりがありません。ここで、もう一歩踏み込んで、政府を変えていくための具体的な行動提起をしてほしかったけど、質問で出されて、一人ひとりできることを!と呼びかけていました。
今、私たちが大切なことは、子どもたちのいのち、未来を守るために、原発をやめさせて、放射線の高い地域に住んでいる方々が、移住できるよう経済的な障壁を取り払う施策を国が作るよう、早急に求めていくべきだと思いました。
原発から撤退の署名も、がんばろう!