ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

厳しくなってきた。

2015-07-27 07:53:15 | 猫病気
快晴。
昨日も一昨日も、今日も、きっと明日も多分(予報では下がると言っているが)あづーいー。

朝一番から、昨夜オムツを取ってあげたきーじのでっかいうんpが床に
みーみーぼーも以下同文
その上、きーじはみーみーぼーに襲い掛かり、オムツをつけて御用である。

ふとは深夜右目が開かなくなるほどだったが持ち直して腫れも引いてきた、
「すごいや」と、思ったら嘔吐の後が急変、酸素室の出番。



頑張って香箱を組んだり、寝そべっていても、排尿&嘔吐の後は眼を見開いて、死んだ虫のふりのように気絶してしまう。
それを幾度も繰り返す。
しばらくして落ち着いて酸素室から出てきたので好きにさせると、スイッチを消した酸素室に戻って行ったり…。
2階は窓全開でも35℃、
家のクーラーが2台フル回転の上に、この上酸素濃縮器の機械オンではと、道具全部を一階に持っていきセット、
最後にふとを一階に毛布に包んでそろそろと降ろす。その移動だけでも大変。
ベットの上は嘔吐、失禁だらけ、2階から下に移動した一瞬だけでも空の胃液だけを数回嘔吐。
結局、一階のクーラ―1台で、猫・鳥・人が使えて、一階で酸素濃縮器も使いで、お世話が集結して楽になった35℃の猛暑日。
そしてふとの場所を一階にセットし終わり、元のふとがいた2階のベットの上の寝具を全部取り替え、洗い物を山とまとめて戻った午後4時、ふとは無事に酸素室の中でコロコロなうんpを出産していた。
沢山輸液していても今度はカチカチだ。
出した日が30、15、22、27日と、出すのも命がけである。
お世話するほうも糞づまりで死なせるのかとドキドキである。




猛暑日なので汚れてもそこは幸い、夕方であろうと汚れた洗濯物はすぐに乾く。
しかし、愛用の低反発枕の上にも失禁しこれも洗い、100均カゴに敷物を敷いて寝かしておく。
このカゴに寝かせるという移動の動作だけで瞳孔が開いて気絶するので、オムツなど無理だろう、しっぽの穴にオムツを通し、それを留めるために猫を持ち上げるただけでおそらく気絶するであろう。
しかし、その後は安定するの繰り返しだ。
敷物を一杯予備に置いたが、最終的にはペットシーツが最適そうだ。

幸いふとは今夜は敷物の上で猫がリラックスの体勢で寝ていてくれた。


夜は刻々と悪くなっていくふとに付き添っていたが、
偶然につけたテレビの「プロフェッシャル仕事の流儀」の、大阪の獣医師蓮岡先生の老衰の犬にウォーターベットを作るところから釘づけで観てしまった。
また、やたら出とてくるa/d缶の強制給餌のシーン(私が一番苦手である介護)、とにかく嘆いていないでの手間と愛情、やつれさずに綺麗に看取りたい理想などが繰り返し出てきて、
亡くなるまでの飼い主さんの葛藤と寄り添い、最後は飼い主さんと先生が亡骸のお棺に花を詰めて見送るという。
そのシーンを見ていて、傍らのふとの、あともう少しになってしまった残り時間、見えてきたゴールにこのまま寄り添うしかないと元気づけられる。
また、野鳥に対処する獣医師さんは少ないと思うのだけど、
持ち込まれたムクドリの雛に、(野鳥は常に診療があるかないかなどわからないであろうに、)
こういう事もあろうと想定し、普段から育てているミールワームの箱からピンセットで給餌のシーンがあり、
「こういう時に獣医師になって幸せと思う。」と述べられていた事が、愛玩動物オンリーになれない私には一番の感動でした。

何と旦那がビデオに撮ってくれていた!!
ウォーターベット以前の観れなかったところ、
「もう齢だからいいや」じゃなく、最後まで腎不全の犬に点滴をする意義とか、やるだけやって死んだら後悔しない、吹っ切るなど本当に勉強になった。
とにかく番組全てのシーン、ケースが勉強と励ましになる、語りつくせない。
獣医師から聞いて、家で飼い主が出来る事のヒントが場面のそこかしこにちりばめられている。
ユニフォームがアロハより派手な蓮岡先生、犬猫限らず、小桜インコと寄り添う写真の蓮岡先生、オカメインコをつかむ蓮岡先生、「ねちっこくお世話」との蓮岡先生ステキでした。
コメント
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