快晴。33-25℃ 朝から気温はぐんぐん上昇。
小屋裏収納から、天窓を開ける、
あたかも、放牧された羊のような、雲たちの群れ。
そう、私は、いつもこんなゴミゴミしたところから、つまらない自分の狭い世界を発信している。
夏目漱石の小説のように、東大の三四郎池のほとりで「ストレイシープ」とつぶやくのは絵になるのだが…。
天窓を開けようが、すべての窓を全開にしようが、今日も殺人的な残暑が辛い。
台風はわざわざカーブしてまでも_| ̄|○こちらに向かってくる、フロリダ沖の被害、台風ドリアンのハバマにもたらした被害を思いだす。
※ハリケーン・ドリアン、絶滅しかけていた鳥に最後の一撃?
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/09/post-12928.php
自分さえよければでは、この温暖化は止まらないだろうし、贅沢で豊かな生活を、わざわざ拒む人なんていないだろう…。わざわざ不便になりたがる人はいない。(質素が好きな人は少しはいると思うけど、それもお金をためる目的とか、理由がある場合が多い。宗教のきまり事でもない限り。)
今日はレッスン日だ。
夏になって動けないのは、気温が高すぎて、このリウマチ熱が発散できないからだ。
今日はもう、ふらふら。
練習量が足りないと思いながら、時間になる。顔色が悪い。
夜スポンジカーラーで蒔いていた髪を梳き、黒いリボンで髪を結んだゴムを隠す、月に4回だけ使うファンデーションで顔色を誤魔化す。暑いので下はフリルを取った黒いスカート、黒いサンダル、上は?
ふと思い立って、母が見立て私が文句を言っていた、未使用に近い形見の白いブラウスを着た、とても仕立てが良い、ボタン一つとっても手が込んでいる品だ、そして、とても清楚で上品な品だ。流行にも左右されない。
あの頃は、ファストファッションなどない、あっても、母は老舗の百貨店で娘の物を一々買い物した。一昔前は、コートなどモノによっては、一生モノだとか言って買うほど、高かったりもした。
「いつ着るのだ」と、今着た。そして、今になって、この年齢の私になってからの方がとても似合った、学生時代の面影のような自分がいた。洋裁を趣味とした母のお仕着せは、結局、反抗しまくった私をよく見せている。
お気に入りの洋服のほとんどが後ろボタン、もしくは後ろファスナーであり、背中のストレッチを頑張らねばいけないなぁ。
炎天下の中、エイッと出かける。エライ暑さだ。
到着。
余りの暑さの中、気持ち悪くなりながら待機していた。大丈夫か、あと20分で体調よ、戻れ。
教室には、常連と、大人からピアノを習いたい親子さん、ピアノとバイオリンを習いたくてたまらない小さな女の子とお母さんがいらした。皆、輝いていた、特に小さな分数楽器の女の子。ドレスを着ておもちゃの王冠をつけて来ていた、可愛いなぁ。
先のY君の楽し気な「LEMON」が聴こえる、勿論、熱さえ出なければコンサート応援に行くと約束。そして「G線上のあなたと私」を見る様に強要!!
レッスンは相変わらず楽しかった!
今日、先生は、私の安い練習用のバイオリンを調弦し「随分いい音になった」と仰った、「とても弾きこんでいい音になった」と…。
私は、先生に「都市伝説ではないのか?」と聞いたが、
「そんなことは無い、とてもいい音に楽器が変化してきた、共鳴で目が詰まってきた?」と。(また「練習量がわかる」と仰ってくれたが、私は近頃は練習時間が短い、とにかくこの暑さに、この熱では、残りの3シーズンと違い、放熱できぬ身体が辛い、何も出来ないのだ。)
相互で読者登録している方の、オーディオのお手入れの記事に、音を鳴らす事が良く書かれいる。
バイオリン、特にオールドバイオリンには、名前が無くても音が良いものが多いが、音を鳴らす時間が、楽器の音の良さに比例しているのだろうか?
私は、先生に「今、裁判している幼児虐待のように、自分はバイオリンに、無茶な暴力をふるってイジメているような気がしているwww」と言う。
先生は「そんなことない、楽器もわかっている」と言って下さるが。
あとは、ブラウスを素敵だと褒められたことかな。
私「先生、私はいつかノースリーブとか挑戦、先生は肩だしドレスではありませんか。」
先生「いや、私も、もう無理無理~」
ああ、歳は取りたくないものです_| ̄|○これからの、小さな女の子が羨ましくなった。
熱は有ったが一曲長い曲を合格、何とか乗り越えて先に進んだ。
なんだかんだ言っても、毎回レッスンでは良い事がある。
一生懸命やれば、どこか進歩している。今回は、私でなく、私の楽器が、練習によって良い方に進歩してくれているという、おまけだった。
外は熱気で眩暈がするほど、空には涼しげな月。
喉も痛くなる、風邪かな?
寝込む前と、台風の前に、買い物も決行。風邪薬、もじゃ公が食べそうなもの、数か月分のあれこれ。
嵐の前の静けさ。
帰宅して、真っ暗な玄関を開けた時は、さらに月が煌々と照っている、
稲の刈り入れは昨日で終わっているが、
台風が、こちらに向かってくるなぞ、未だ信じられないのだ。
今日の良い事。順不同
・ネットの登録のお友達、皆さん、更新頑張っている模様。ご自分なりのペースで。
・忙しい猫友人の更新が久しぶりにあり、LINEでもやり取りしていたが、肝リピの猫は生きている、無事。
・朝、元同僚から仕事や、近況のメールが入っていたこと。性差や距離を乗り越えた20年の友情。死ぬまでにもう一度会いたい。
・私の楽器はモノは良くはない、だが、確実に良い方向に向かってきている事。
などなど。
いきなり道路で「椿姫」など始まったら、どんなに嬉しい事だろう!(フレーズは同じことの延々繰り返しだがw。そしてアルマン、しっかりしろ!!だが、私がマルグリットならやはり身を引く。堂々巡りだなw)
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