軽井沢のいろいろ~♪ 軽井沢で静かに暮らす 深山のイノシシ があれこれ見たこと聞いたこと

軽井沢に静かに暮らす深山のイノシシが 軽井沢の春夏秋冬 今昔、あれこれ・・ 見たまま聞いたまま書いてるよ

軽井沢のいろいろ 軽井沢の研究会

2016-04-18 | 避暑地 軽井沢のあれやこれ

  九州では依然として地震が続発して 被災された方々やずっと救援救助に携わる皆様に心からお見舞い申し上げます 


 軽井沢町立図書館の 研究グループに「史友会」という会がある 

  軽井沢やその周辺の郷土史や文化研究の集まりだが

 なんと創立は昭和30年だそうで  当初は 避暑客や別荘所有者の中に  専門家や大学教授 皇族などが多数あって

 避暑の間の徒然に   地質や動植物、古道などに目を向けるうちに地元の有志も加えて「史談会」としてスタートした

 当時  別荘を造って滞在中の 三笠宮殿下も興味を示され 会に「史友会」とご命名くださったと言われている

 地方のこういう 研究会にありがちだけれど 歴史にまつわる諸説、  意見の対立や 存続の紆余曲折を経ながらも

 半世紀を超えて   小さな町に存在し続けているというだけで 素晴らしいよね 

 昔 この会に熱心だった    おじさんがボクと仲良しだった  

 元気な頃は  湧水の沢山出ている所や 川べり 古道の跡地なんかをボクらみたいに  山坂越えて歩き回っていたな

 ボクにも声をかけていろいろ話して行ったけれど   10年近く前に 亡くなったらしくしばらく見かけないんだな

 それでか その会にも   時代の波は押し寄せていて 軽井沢町の中に遺構は歴然として存在しながら 

  既に縄文や弥生、まして旧石器時代は ほとんど語られる機会は無く  歴史民俗資料館などに僅かな展示があるくらいで

 この「史友会」席上ですら    何年に一度程度しか話題にならないという

 町でも おおまかな 歴史紹介では 明治、 それも宣教師さんが別荘を建ててから・・なんてポスターも貼ってあるよね 

 細々だろうと  僅かな人数だろうと地方史や郷土史っていうのはその土地、地域の人たちの大事な財産だから 

 大事に 語り継いで行ってほしいよね   

 よく あのおじさんも 土の中から 何か小さなかけらを拾いながらそう言っていたよ  








 

 
コメント (1)
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