ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

「俺は将来、家を出て行く」と言う主人

2014-02-12 12:19:43 | 主人(パピィ)
主人は「俺は将来、この家を出て行く」と言っています。

本来自分はサラリーマンに向いていない。
でも、家族を養うためにずっと我慢して働いてきた。
家族の犠牲になって働いてきた。
ケン太が社会に出て自立したらもう親の役目は果たせる。
そうしたら自由の身になりたい。
家を出て行く。
そして何にも縛られず自分の好きなように生きていきたい。

そのように言っています。

すでに他界している父は自営で兄2人も自営。
親戚も自営か教師が多く
会社勤めの家系ではありません。

連帯保証人になった父親が知人の会社の負債を肩代わりすることになり
家に赤紙を貼られ追い出され・・・
アパート生活をスタートさせまもなく亡くなってしまった。

生命保険は掛けていなかった。
兄2人も今の職に就くまでいろいろあった。

「安定が一番」
「サラリーマンは収入が安定している」

母親がよくそう言っていたのだとか。

親の言う通り安定した企業(その当時は)に就職し
ずっと安定した収入を得てきた主人。

でも、それは自分には合っていなかった。
母親の価値観を刷り込まれて生きてきてしまった。。。。と。

今になって言い出しました。

結婚当初は私のことが大好きで(あはは)
ケン太が生まれたら、それはもう目の中に入れても痛くないほどに
かわいがり・・・

家庭を守るために一生懸命になれたのだと思います。

ケン太が不登校になったことで夫婦間に不穏な空気が流れ
ケン太ももう親の思うようには動かなくなった。

家族のために頑張る気力がなくなってきたのでしょうね。
「犠牲」という言葉を使うのだから。

その頃から「俺は俺で生きて行く」
「皆、それぞれ自由に生きればいいじゃない」
という言葉が出てくるようになりました。

「ケン太のことはあなたに任せた」とも。

勝手だな・・・って思います。
家庭を持った以上、最後まで責任を持ってほしい・・・と思います。

それぞれが自由に生きて楽しいの?
私は自分の自由に生きたいとは思いません。

家庭にいろんなことが起こるのは当たり前。
そこを乗り越えてこそ絆が深まるのだと思うし。

誰にも邪魔されないで生きるのは楽かもしれないけど、
いろいろあるからこそ、幸せも感じることができるのだと思います。

私がそう思っても、それはあくまで私の価値観であり
主人は別のところに生きる人間です。

主人は元から結婚願望はあまりなかったのです。
ひとりでも生きていける人だと思います。

本当だったらもうとっくに辞めてした仕事だけど、
家族のために辞めないで我慢してくれたのだと思います。

自分の人生を生きていないと感じている主人。
だったら一度好きなように生きてみればいい。

今、すぐにではなく、ケン太が自立するまで・・・と
親としての役目を終えてからと言ってくれているのですから。

誰の価値観でもなく
一度、本人が納得がいくように生きてみないとダメかもしれないね。

今の好きなように生きたいという願望も、
ずっと働き続けてきたからなのかもしれません。

仕事から解放されれば、また違った何かがみえるのかも。

やっぱり家族と一緒がいい・・・・って戻ってくるかもしれないしね

そうなったら受け入れてやろうと思います(上から目線

家族の一員でいなければと無理に一緒に生活をするよりも
やはり家族がいい・・と思ってほしいので・・・

そんな日が来ることを願っています。




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コメント (10)
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