今日はこの映画を観てきました。

映画館の予告を何回か観てはいましたが、あまり興味が湧かなくて観るつもりはなかったのです。
いかにも・・というタイトルがあまり好きじゃなくて・・・
でも、あちこちで番宣をやっていまして、観たいなと思えてきたのです。
第2次世界大戦終結後、不当にシベリヤ収容所に抑留された山本幡男の壮絶な半生を描いた映画。
わずかな食糧のみを与えられ、零下40度にもなる過酷な環境下で強いられる労働により、命を落とす者が続出。
60万人の捕虜がいて、6万人が命を落としたそうです。
事実に基づいた作品です。
そこまで過酷だったこと。それが現実に起きていたということを知りました。
それぞれ家族を日本に残し、いつ帰れるともわからない中、「生きる」ことを諦めてしまう仲間に、「生きることを諦めず」生きるために「希望を持て」と言い続けた山本。それに勇気づけられた仲間たち・・・
死と隣り合わせだからこそ「生きること」を考える。
それも、ただ「生きる」のではなく「希望を持つ」
希望を持っていないと生きていくことができない・・・
あの環境の中で生き抜くためにはそれが必要だったのだと思います。
涙腺崩壊の映画とも言われていて、鼻をすする音があちこちから聞こえていました。
友達2人観に行ったのですが、2人とも何度もハンカチで目頭を押さえていました。
私はなんとなく涙が滲んだ程度だったかな

撮影でのエピソード。いろいろ入れすぎちゃっていたからかもしれません。
これが例のシーンだ・・・とか余計な感情が入ってしまいました。
あと最後の方の演出はいらないかな~
私は、映画を観た後に、山本さんの長男さんの当時のお話や実在の写真・・・
それらを確認したのですが、そちらの方がぐっときました。
映画を観たからこそ・・・とは思いますが。
ひとつ得た情報として・・・
主題歌を担当した、Mrs.GREEN APPLEの大森元貴さん。
この曲を制作するにあたり、この作品の世界観に自分を追い込むため?5キロ減量したそうです。
演者も皆、減量してこの作品に臨んだそうですが、誰よりも痩せたのでは・・と言われていました。
凄いですね。
その話も聞いたので、より観たくなったのでした。
映画の前にブランチ。

映画を観終わって、ティータイム。
同じお店でした


久々の3人だったので、話が弾みました

次は、1月公開の映画を観る約束をしました。
楽しみです
