今日、料理教室がありました。
3月は春休みということで無しになったので、2か月振りの料理教室でした。
メンバー2人の娘ちゃんが、今年、大学を卒業して、晴れて社会人になったり、
今年、無事、大学に合格した子がいたり、大学生の子は春休みを利用して旅行に行っていたり、
輝かしい報告がいろいろでした。
その他の、一浪していた子の進路が決まったり、
いろいろと友達情報も入ってきて、
「国立狙っていたけどダメでした。早稲〇ですみません」
とか言っていた子もいたらしく、
すみませんってなんじゃ~って心の中でツッコミを入れながら
とりあえず、ケン太が働いていてくれてよかったと思いました。
そうでないと、なんとも話題に入りにくい。
皆も気を遣って、話ずらいかも
皆さんのお子さんは、国立や早慶、MARCHでして
ご優秀なお子さんばかりなんです。
ケン太だけ、ちょっと異色でして。
なんで私はここにいるんだろう~
いていいのかしら?なんて思う時もあるのですが、
そんなことを口にすると皆に気を遣わせてしまうだろうし、
その方がもっと嫌なので、
そんなこと気にしていちゃ生きていけん!
と、なにも気にしていない素振りで、そこに存在しているのでした。
こんなこと書いているけど、
別にそこにいて苦しいわけじゃないんです。
皆、ずっと前からの仲良しだし、
そこに参加しないのは寂しいし、
ケン太がどんな状況になっても、
これからもずっと皆と繋がっていたいと思っています。
ケン太はこのメンバーの中では確かに異色です。
皆とは全然、違う道を歩んできています。
でも、だからこそ、
たまに私でも、皆の中で存在する意味があるかも?と思う時があるんです。
例えば・・・
今年、大学を卒業し、社会人になった娘ちゃんがいるのですが、
お家が大好き、ママが大好きな子で、
就職が決まり、ほとんど大学に行くこともなくなった最後の1年間。
ずっと家にいたそうで、それもリビング。
ママが出かける時には、何処にでもついてくる。
置いていけば「なんで誘ってくれなかったの?」と言われる。
自分の外出の用事を入れる時は、ママが用事で家を空ける時。
ママが家にいる時はなるべく用事を入れないようにしていたそうで、
家にいる時ずっと一緒で、休んだ気がしなくて、
それは、それは息が詰まり、
限界まできていたみたいです。
私はある時
「そりゃ~大変だ~でも、期限付きだよ。春になったら働きに出るんだから」と言ったのですが、
その時、ケン太はお家生活をしていたのです。
この先、働くかどうかもわからないニート状態でして・・・
友達は、ちょっとはっとした表情になりました。
ケン太君は期限なしだよな・・・と思ったのではないかな?
期限があるとわかっていても、こんなに精神的な苦痛を味わうのだから
期限が見えない、もしかしたらこのままずっと・・・という恐怖との戦い。
いったい、それはどれほどのものなのか・・・・
私の状況というものを理解してくれたように思います。
少なくとも、私よりはマシと感じてくれたんじゃないかな?
今日、
「今日、入社式だからもう嬉しくて。やっと解放されたのよ~期限付きだったけどね」って。
私の言葉、覚えているし
でも、期限がある!と思うことで少し気持ちが楽になったそうで。
私の存在価値としてはその程度ではあるのですが

でも、これぞ、不登校の経験があったからこそでして。
経験から出る言葉は、経験しないと出てこないので、
そんな存在を必要としてくれる人もいるんじゃないか・・・と。
どんな人にも存在価値はあるし、
どんな経験も無駄にはならない。
悪いことばかりじゃない・・・と思います。

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3月は春休みということで無しになったので、2か月振りの料理教室でした。
メンバー2人の娘ちゃんが、今年、大学を卒業して、晴れて社会人になったり、
今年、無事、大学に合格した子がいたり、大学生の子は春休みを利用して旅行に行っていたり、
輝かしい報告がいろいろでした。
その他の、一浪していた子の進路が決まったり、
いろいろと友達情報も入ってきて、
「国立狙っていたけどダメでした。早稲〇ですみません」
とか言っていた子もいたらしく、
すみませんってなんじゃ~って心の中でツッコミを入れながら
とりあえず、ケン太が働いていてくれてよかったと思いました。
そうでないと、なんとも話題に入りにくい。
皆も気を遣って、話ずらいかも

皆さんのお子さんは、国立や早慶、MARCHでして
ご優秀なお子さんばかりなんです。
ケン太だけ、ちょっと異色でして。
なんで私はここにいるんだろう~
いていいのかしら?なんて思う時もあるのですが、
そんなことを口にすると皆に気を遣わせてしまうだろうし、
その方がもっと嫌なので、
そんなこと気にしていちゃ生きていけん!
と、なにも気にしていない素振りで、そこに存在しているのでした。
こんなこと書いているけど、
別にそこにいて苦しいわけじゃないんです。
皆、ずっと前からの仲良しだし、
そこに参加しないのは寂しいし、
ケン太がどんな状況になっても、
これからもずっと皆と繋がっていたいと思っています。
ケン太はこのメンバーの中では確かに異色です。
皆とは全然、違う道を歩んできています。
でも、だからこそ、
たまに私でも、皆の中で存在する意味があるかも?と思う時があるんです。
例えば・・・
今年、大学を卒業し、社会人になった娘ちゃんがいるのですが、
お家が大好き、ママが大好きな子で、
就職が決まり、ほとんど大学に行くこともなくなった最後の1年間。
ずっと家にいたそうで、それもリビング。
ママが出かける時には、何処にでもついてくる。
置いていけば「なんで誘ってくれなかったの?」と言われる。
自分の外出の用事を入れる時は、ママが用事で家を空ける時。
ママが家にいる時はなるべく用事を入れないようにしていたそうで、
家にいる時ずっと一緒で、休んだ気がしなくて、
それは、それは息が詰まり、
限界まできていたみたいです。
私はある時
「そりゃ~大変だ~でも、期限付きだよ。春になったら働きに出るんだから」と言ったのですが、
その時、ケン太はお家生活をしていたのです。
この先、働くかどうかもわからないニート状態でして・・・
友達は、ちょっとはっとした表情になりました。
ケン太君は期限なしだよな・・・と思ったのではないかな?
期限があるとわかっていても、こんなに精神的な苦痛を味わうのだから
期限が見えない、もしかしたらこのままずっと・・・という恐怖との戦い。
いったい、それはどれほどのものなのか・・・・
私の状況というものを理解してくれたように思います。
少なくとも、私よりはマシと感じてくれたんじゃないかな?

今日、
「今日、入社式だからもう嬉しくて。やっと解放されたのよ~期限付きだったけどね」って。
私の言葉、覚えているし

でも、期限がある!と思うことで少し気持ちが楽になったそうで。
私の存在価値としてはその程度ではあるのですが


でも、これぞ、不登校の経験があったからこそでして。
経験から出る言葉は、経験しないと出てこないので、
そんな存在を必要としてくれる人もいるんじゃないか・・・と。
どんな人にも存在価値はあるし、
どんな経験も無駄にはならない。
悪いことばかりじゃない・・・と思います。

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