Mother and Children and Family Diary

Diary of twin boys, a girl and the family in Canada

German Hunters Jan.22

2011年02月21日 | culture

1月22日

 

「鹿、捌いてるから見においでー」って義姉。

カメラ持って行ってきました。

へらじか1頭、鹿4頭。

今朝、狩猟したてで新鮮だって。

ガレージに行ってみるとジャーマン3人がドイツ語喋りながら

小さいナイフ持って大きい肉を小さく切ってた。

その辺血だらけで、血臭くて、ここは何処?

今回のヘラジカは凄くいい肉だーって喜んでたよ。

3人ともコックだから、鹿のどの部分がどの料理に適してるか知っていて、

小分けした肉をジップロックに入れて外に何の料理用かペンで書いて冷凍してた。

残りの肉はまた別の友達のところに持っていってソーセージにするんだって。

数日後、4種類のソーセージが出来上がって試食会してた。

私もそれに参加して食べた。

どれもおいしかったけど、ドイツ語で「フランクフルト」っていうやつがおいしかった。

今まで食べたソーセージの中で一番おいしかった。

 

このおっさん達よくソーセージ食べるよ。日本人の刺身、焼き魚くらい良く食べる。

しかも少し癖のある臭い肉が好きなんだって。ビーフはあっさりしすぎて

おいしくないんだって。だから、年間費払って狩猟して、年に何頭か捕まえて食べる

鹿の肉は彼らにとってお金には代えられないんだろうね。

 

10代の時にオーストリア、ドイツから移民してきたんだった。

その時は言葉も喋れず、レストランの皿洗いから始めたそう。

40代になって3人でレストラン開いて今じゃ町一番のフレンチレストラン。

残念ながら義理の兄はアル中でレストランを止めさせられる事になったけどね。

でも腕がいいから職はすぐに見つかるし、今はレストランで働くほかに

金持ちの独身男性に週に3回ケータリングサービスしてる。

私はできる限りケータリングの日にお邪魔して皿洗いしながら料理教わってる。

義理兄さんは皿洗い&雑用のご褒美にソーセージくれるの。

子供達も遊べて義理姉さんが面倒も見てくれるし一石二鳥です。

 

 


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