涙と笑いのHIV奮闘記II

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
歳のせいか治療の副作用のせいか忘れ物がひどいんです。

特別展「京を描く」 洛中洛外の時代

2015-04-05 18:00:00 | 美術館・博物館

さて、この後京都文化博物館に行くことに。

時間も12時だし、途中で何か食べてゆくかな?
そう思って塩小路通りを烏丸通の方に歩いていると目に入ったイタリア料理店「QUATRO

 

昼のランチがあるということで入ってみました。

結構混雑していて、最後に空いていた席に座ることができました。 

いろいろランチはあったのですが、ワンプレートランチに。

パンと鶏のグリル バルサミコ酢ソース。
鶏は皮パリパリ、中しっとり。なかなか美味しかったですね。
食後にコーヒー。これは薄かった・・・ 

  

食べ終わってから地下鉄に乗って烏丸御池まで。
そこから「京都文化博物館」までは徒歩10分ほど。 

今開催中の特別展は「京を描く-洛中洛外図の時代」。

  

京都文化博物館。
これは別館。
三条通に面しています。
旧日本銀行京都支店。
そう、東京駅と同じく、辰野金吾の設計による建築物です。 

 

正面から入って右に折れて進むと中庭があり、そこにゆるキャラの「まゆまろ」。

 

会場は4階、3階です。
4階の入り口にある大きな看板。
この前で記念撮影。 

 

入館券。

 

予想外の混雑。
時代ごとに変わってゆく京都の様子が良く分かります。

混雑している上に、こういうのに興味がない子供連れが五月蝿いのなんのって。
大声で叫ぶし走り回るし。
なんとかしようとする父親も大きな声で「○○ちゃん、三十三間堂はどれかな?」と展示画のたびにたずねて、これまた五月蝿い。

あと、解説の図を見て、絵合わせ的なことをして、列が進まない。

まあ、こんなに沢山の洛中洛外図、そしてその描き方の変遷が見れたのは良かった。
平日やとゆっくりと観れるのかな?

これまた2時間ほどかけて堪能したあと、もう一つの目的の展示へ。

2階にある総合展示室で行われている「増誉大僧正900年遠忌記念展 聖護院門跡の名宝-門跡と山伏の歴史」。

こちらは展示品も少なく、ほんの一画だけでの展示でした。

結局2時間半ほどここで過ごし、地下鉄の駅へ。
ちょっと疲れたので、改札に入ったなかにあるベーカリー「SHIZUYA」でパンを買い、
店の外のいすに座って、家から持ってきたコーヒーとで頂きました。

 

奈良にもどってくるとヘロヘロ。
万歩計をみると18000歩ちょっと歩いているようです。

佐保川、いつもの清流と違って濁っていて水量も増えています。
花も随分散っていますね。

  

疲れたので、久々に風呂に湯を張ってはいろうかと思っています。

 


龍谷ミュージアム

2015-04-05 11:00:00 | 美術館・博物館

先週は雨だったので、行くのを諦めたのですが、今日も朝から雨・・・。
でもそれほど強い雨ではなかったので、思い切って京都に出かけてきました。

朝の春日山と御蓋山。そして生駒山と佐保川の桜。

  

まず龍谷ミュージアムへ。

以前もらったフライヤーはこれでしたが

  

ミュージアムで今日もらったのはこれ。

  

近鉄電車で京都駅まで。
そこから徒歩で龍谷ミュージアムへ。
幸い雨傘を差す必要がないくらいの雨に変わっていました。

京都駅前の郵便局の前に、懐かしいポストを発見。 

 

道端の植え込みに見たツツジの蕾と花。

  

セブンイレブンの屋根が瓦葺き。

 

さすが東本願寺・西本願寺のある地域だけ有って、法具を売る店をあちこちに見かけます。
これは袈裟や法衣の店、「野一色法衣仏具店」のようですね。
浄土真宗の本山のそばなのに、なぜか真言宗の仏具を扱っています。
創業は寛政二年といいますから、225年続く店舗です。

前から店舗を見たいと思っているのですが、日曜日は休業なんですよね。 

  
 

街の空き地で見たシモクレン。

 

堀川通りと西本願寺。

 

西本願寺と堀川通りをへだてたところにあるのが、「龍谷ミュージアム」です。

  

現在開催されている特別展は「聖護院門跡の名宝 修験道と華麗なる障壁画」。

実は大学時代には、左京区聖護院川原町というところに住んでいたのですが、
聖護院を訪れたことは無いんですよね。
今から思えば、惜しいことをした。

ミュージアムの受付は地下1階です。 

 

1階から下を見ると中庭があって、そこに楓が植えられています。

 
   

 展覧会の会場は2階と3階。
3階にはミュージアムシアターがあって、
そこでは30分毎に「よみがえる幻の大回廊~ベゼクリク石窟~」 と「聖護院門跡の障壁画」の映像が流されています。
これを見ると、2階の「ベゼクリク石窟大回廊復元展示」と障壁画のことが良く理解できます。

そして上映が終わるとスクリーンが天井に収納され、窓を通して堀川通りごしに西本願寺を見ることができます。
職員さんによると、昨日までだと桜が咲く境内が見られたそうです。 

南側から3枚撮影。

   
 
  

1時間半たっぷり堪能して、堀川通りを渡ってみました。
手前が興正寺(こちらも浄土真宗の寺)、向こうが西本願寺です。 
興正寺も大きな寺なのですが、なにせすぐ北側が西本願寺。
それに比べると小さく見えてしまいます。
一見西本願寺の建物かと思うほど。 

 

七条通りの西側に桜が見えたので行ってみました。
興正寺の南の興正寺興正会館の前に枝垂桜がさいていました。  

  

   

しかし、さすが皇族が住職をつとめた門跡寺院。
その障壁画のうつくしさといったら、驚くほどでした。

そして不動明王立像の立派さ。
自分の家は真言宗で、根本尊が大日如来。
その化身が不動明王なのです。

数珠を持っていっていたので
御真言「 のうまく さんまんだ ばさらだん せんだんまかろしゃだや そはたや うんたらたかんまん」
をお唱えして拝見させてもらいました。