あのあと、一旦部屋に戻って、大阪日本橋の国立文楽劇場で開催中の四月文楽公演へ。
今日の演目は
・靭猿
・吉田玉女改め二代目吉田玉男襲名披露口上
・襲名披露狂言 一谷嫩軍記 熊谷桜の段/熊谷陣屋の段
・卅三間堂棟由来 平太郎住家より木遣り音頭の段
二代目吉田玉男が大阪で熊谷直実を遣うのは初めてだとか。
確かに記憶にないですね。
東京の国立劇場の小劇場では2度遣ったらしいですね。
歌舞伎だと、2月に歌舞伎座で吉右衛門、菊之助、芝雀で一谷嫩軍記 陣門 組討が出ましたね。
劇場前。
幟の右側の桜、この前訪れた時には少し花が残っていたのに、
今日はもうすっかり葉桜でした。
文楽での襲名披露興行というと、4年前のやはり四月公演で
竹本綱大夫→九代目竹本源大夫、鶴澤清二郎→二代目鶴澤藤蔵
というダブル襲名披露でしたね。
襲名披露狂言は、源平布引滝。
でも源大夫さん、すぐに体調を崩され、この興行も途中から休演でしたっけね。
そしてすでに引退されています。
歌舞伎の襲名口上といえば、最後に襲名した役者が喋るのですが、
文楽では無言です。
ちなみに進行役は竹本千歳大夫、
挨拶をしたのは竹本嶋大夫、鶴沢寛治、吉田和生、桐竹勘十郎です。
そうなんだ、吉田和生、桐竹勘十郎、吉田玉男、同年代なんだ。
観劇後、日本橋から近鉄で帰宅。
快速のほうが早くつくけれど、日本橋駅からだと座れないので、
10分ほど遅く着くけれど確実に座れる準急にのりました。
でも、大和西大寺止め。
大和西大寺で奈良行きの普通電車に乗り換えです。
その列車を待っている間、大和西大寺のほぼ全ホームに特急列車が停車中・・・
アーバンライナーは奈良行き特急。その左に見えているのは難波行き特急。
そして橿原神宮前行き特急に、京都行き特急。