恒例となっている師走の忠臣蔵。
最近年末にはテレビでドラマやりませんね。
いわゆる「赤穂事件」は元禄時代の出来事。
江戸城松之大廊下で赤穂藩主浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)が高家肝煎吉良上野介(きらこうずけのすけ)に斬りかかった事件。
浅野のみ刑に処せられた事に浅野家家臣達は反発し、筆頭家老である大石内蔵助(おおいしくらのすけ) を中心に、
様々な苦難を重ね、吉良邸に打ち込み仇討ちを果たすという事件。
当時の事件を舞台化することは禁じられていたために、「仮名手本忠臣蔵」として舞台化されました。
時代を足利尊氏の時代、室町時代に移し、
伯耆国の大名塩谷判官(えんやはんがん)が高師直(こうのもろなお)に斬りかかり、大星由良助(おおぼしゆらのすけ)らが仇討ちを果たすという筋書。
今年は国立劇場では大劇場で「仮名手本忠臣蔵」の歌舞伎での通し上演、
小劇場で文楽の通し上演が行われました。
その記事です。
そんなわけで今日は文楽での仮名手本忠臣蔵を朝から観ています。
九段目は国立劇場ではなく国立文楽劇場での公演です。
国立劇場で「山科閑居」の前を語ったのは竹本千歳大夫ですが、このDVDでは竹本住大夫ですね。