こんにちは。ゴルフ体幹トレーニングの「ゴルコア」(港区芝大門/浜松町)代表/ゴルフピラティス&ピラティスインストラクターの太田です。
昨日はピラティスの基本、「横隔膜呼吸」についてでした。
「横隔膜を意識して(体の内側を意識して)ゆっくり呼吸をしていきましょう!」
でしたね。
やってみたけれど、なかなかうまく呼吸ができない
という方も多いかもしれません。
今日は横隔膜呼吸のポイントです。
骨格筋ハンドブック(南江堂)より
横隔膜は、胸部と腹部を分ける薄いドーム状の筋肉
(画像の赤い部分)
で、主な機能は「呼吸」です。
画像からもわかるように、胸郭と接しているので、横隔膜が収縮すると、下に下がり、下位肋骨が横方向に広がっていきます(バケツハンドル作用)。
この動きは、骨盤安定&背骨のニュートラルポジションによってスムーズに動くのですが、背中が丸くなり猫背のままだと、うまく動いてくれません。
そこで、改めて基本姿勢を確認していきましょう。
骨盤はニュートラルポジション
お腹を背中の方に引き寄せ、骨盤底筋を引き上げます。
さらに背骨を引き伸ばします。頭が天井からぶら下がっているようなイメージを持ちます。
椅子に座ってでも、胡坐でも、立位でもOK。
軽く顎を引いて、首の後ろを伸ばします。
鎖骨が左右に引っ張られているイメージ、左右の肩甲骨は中心に寄せておきます。
息を吐いてからスタート。
鼻から息を吸って、体の内側から外に広がっていくイメージで10カウント吸います。
口から10カウントで息を吐きながら、お腹が背中の方に引き寄せられていきます。
この時にさらに背骨を引き伸ばしていきましょう。
息を吐きだすたびに、背骨が引き延ばされているイメージを持っていきましょう。
背中から後ろ側にも空気が入り、広がっていくのを感じられるとさらに効果がアップしますよ。
呼吸は奥が深いです。
ピラティスは質が大切です。
正しい姿勢でゆっくり確認しながら行っていきましょう。
徐々に慣れてくると思います。
頑張って続けていきましょう。
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