MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

ファジル・サイ(ピアノ)デルヤーナ・ラザロヴァ指揮ネーデルラント・フィルハーモニー管弦楽団 エリントン・ガーシュイン・サイ・新世界

2025-03-06 07:56:47 | 音楽夜話(クラシック)
3・4


04:00-06:30 20.00-22.30 NL_Radio4


エリントン:優雅な貴婦人(Sophisticated Lady)
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
サイ:ピアノ協奏曲第3番 op.11「アナトリアの静寂」




ドヴォルザーク:交響曲第9番 ニ短調 op.95「新世界より」


ファジル・サイ(ピアノ)デルヤーナ・ラザロヴァ指揮ネーデルラント・フィルハーモニー管弦楽団
2025年2月22日 アムステルダム、コンセルトヘボウ


デリヤナ・ラザロヴァは検索するとブルガリアの女流の指揮者で各団体に
客演で指揮台に上がっている感じのコメントがあった。修行中なのだろう。
読響あたりでの来日の予定がある。
エリントンのソフィスティケイテッド・レイディは、編曲がなかなか良く、
Vibなども出てきたり、色彩が感じられ、エリントンの情感をひきついで
いるように聴かれた。掴みはまずまず。
「鬼才・天才・ファジル・サイ」ここにも出ていました。ガーシュインと
自作のピアノ協奏曲を引っ提げての登場。これ目当てで、来られてる方も
居そうな気配。ガーシュインはノリも良く、多分サイのアドリヴも入って
いるのかもしれない。絢爛豪華なガーシュインだった。
こういうのもありなのかもしれない。


自作のP協はダークな感じのする曲だったけれど、彼の1面が見えて、
演奏家作曲家はこの様なものという感じを醸し出している様でした。


新世界は何か彼女の特性なのかノリも良く、いい感じの進行で進み
あっさりとこってりが混じっていて、かゆいところに手が届く
構成で、聴いてて引き込まれました。名は知れてないけれど、
いいものを持っている指揮者なのではないかと思います。
読響あたりの音源がどこかで聴けると面白いのですが、
これからの方ですね。



リッカルド・フリッツァ指揮 ハンガリー放送交響楽団 ベートーヴェン交7番 ガーシュイン巴里のアメリカ人他

2025-03-06 07:54:23 | 音楽夜話(クラシック)
3.4
03:30-06:00 19.30-22.00 BartokRadio


グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」~序曲
ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 op.92
ドホナーニ:交響的小品集 op.36
ガーシュウィン:交響詩「パリのアメリカ人」
リッカルド・フリッツァ指揮ハンガリー放送交響楽団
2025年3月3日 ブダペスト、リスト・フェレンツ音楽院コンサートホールから生中継


急テンポで展開する、アドレナリン上昇間違いなしの掴みの曲。OK。
ベートーヴェンの7番もアドレナリン出る曲としては効果大。
右肩上がりの演奏はいやが応にも盛り上げる。
量感のある7番でした。3楽章から終楽章へはアタッカではなかったけれど、
速めのテンポで駆け抜けていった。速足の馬車の速度。熱が上がる。
これが前半2曲目。ここで終わってもいいくらいの出来。
後半の構成はどうなるのだろう・・・。
休憩があって後半のドホナーニへ。


起承転結の転。組曲みたいな小品が折り重なっているドホナーニの作品。初めて聴いた。


ガーシュインの結。そうなるか。演奏時間が17~20分と幅がある。ここに持ってくるには
何か意味があるのかもしれない。聴いてみる。 特に何かありそうなえんそうではなかったけれど、
終演後は会場は沸いていた。確かに派手目の演奏ではあったけれど、7番4曲目でも
そん色はなかったかも。プログラム建ての難しいところ。ガーシュインが最後である必要は
個人的にはそれほど感じなかった。



ソヌ・イェゴン 鮮于睿權(ピアノ) 五十嵐薫子(ピアノ)鄭明勲指揮 KBS交響楽団および東京フィルハーモニー交響楽団合同オーケストラ モーツァルトK365 マーラー「巨人」

2025-03-04 19:43:10 | 音楽夜話(クラシック)
3.3
日韓国交正常化60周年記念


19:30-21:40 韓国KBS


モーツァルト:2台のピアノのための協奏曲 変ホ長調 K.365
ソリストアンコール ブラームス・ハンガリー舞曲第5番(ピアノ連弾)


マーラー:交響曲第1番 ニ長調


ソヌ・イェゴン 鮮于睿權(ピアノ)
五十嵐薫子(ピアノ)


鄭明勲指揮 KBS交響楽団および東京フィルハーモニー交響楽団合同オーケストラ。
2025年3月3日 ソウル、ロッテ・コンサートホールから生中継


日本と大韓民国との1910~65年に渡る条約の検討と締結により数十年に渡り
国交正常化が図られ、いみじくもこのような交流のあるコンサートが開催されたり
する。
チョン・ミュンフン氏は東京フィル名誉音楽監督/KBS響桂冠指揮者。
この2団体の合同オケの記念コンサートを、日本の東京オペラシティ コンサートホール
武満メモリアル(3月2日)
ロッテ・コンサートホール(3月3日)と二か所で開催した。
2日連続の公演で楽器の移動とかも結構大変だったのではないかとも思う
特に大型の楽器は空輸するにしても・・・。
2日の分は放送はなかったように思う。後日何らかの番組であるかもしれないが
今のところは静観。韓国では、KBSが収録ネットラジオで放送していた。
合同オーケストラということもあり、かなりな人数ステージに上がっている様だ。
その意味での選曲も数に負けないものが選ばれたのかもしれない。
モーツァルトはソリスト2人。韓国と日本のピアニストがたてられた。
こういう記念演奏会は作曲者のとか演奏者のとかあまり細かく聴いていく
ということより、記念のセレモニー的なところがメインになるのか、
やることが大切みたいなことなのかもしれない。モーツァルトの連弾も
日韓の象徴のような気がするし、マーラーの1番も合同オケのすさまじい
エネルギーが聴けて、両国の維持発展を祝うみたいな雰囲気が醸し出されて
居るような気がした。ミュンフン氏も何気にかけ橋になっている。

マリオ・ヴェンツァーゴ指揮 ハノーファー・ニーダーザクセン州立管弦楽団 ファランク・モーツァルト・ベートーヴェン

2025-03-03 06:00:17 | 音楽夜話(クラシック)
3.2
21:00-23:00 13.00-15.00 NDR


ファランク:序曲第1番 ホ短調 op.23
モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299
ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 op.67
Silvia Rozas Ramallal(フルート)Ruth-Alice Marino(ハープ)
マリオ・ヴェンツァーゴ指揮ハノーファー・ニーダーザクセン州立管弦楽団
2025年2月9日 ハノーファー、州立劇場


この間は2番のホ長調を聴いた。今日は1番のホ短調。
ファランクは雰囲気のある曲を書いている。今日取り上げられているということは
なかなかこの年代ではないかもしれないので、需要があるか掘り起こしているか。
なかなか聴ける局のように思う。


モーツァルトのフルート&ハープはパイヤール盤を良く聴いていた。
ランパルだったかな。ここでは、モーツァルトのメロディーセンスがよく出ている。


後半はベートーヴェンの5番。1楽章の終わりの方少しテンポいじったり
しているけれど想定内か。2楽章はゆったりと進む。3~4楽章は標準的な
演奏のように思う。聴きやすかった。



チェン・ライス(ソプラノ)アイヴォー・ボルトン指揮アントウェルペン交響楽団

2025-03-03 05:55:34 | 音楽夜話(クラシック)
3.2
19:00-20:25 11.00-12.15 NL_Radio4


モーツァルト:歌劇「皇帝ティートの慈悲」 K.621~序曲
ベートーヴェン:演奏会用アリア「ああ!不実な人」 op.65
ソリスト・アンコール ベートーヴェンのアリア


モーツァルト:交響曲第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」
チェン・ライス(ソプラノ)アイヴォー・ボルトン指揮アントウェルペン交響楽団
2025年3月2日 アムステルダム、コンセルトヘボウから生中継
英語読みでアントワープ交響楽団。


割とかっちりした遊びのない感じの演奏できびきびしているというのか、
バロックみたいなかっちり聞こえたりして、面白いというかなんというか。割と
序曲も交響曲もそんな感じ。ベートーヴェンは声楽が入るから伴奏に
徹していて特に何かあるわけではないけれど、モーツァルトなども曲間に拍手が
入っていたりするし、割とフランクな取り組みな感じがした。ベルギーの楽団。