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アブデル・ラーマン・エル=バシャ (ピアノ)ジョセフ・スウェンセン指揮 ボルドー=アキテーヌ国立管弦楽団 オールベートーヴェンプロ P協4番 「田園」

2025-02-02 16:19:39 | 音楽夜話(クラシック)
2.2


04:00-07:00 20.00-23.00 RadioClassique


ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 op.58
ソリスト・アンコール 曲目不明


同:交響曲第6番 ヘ長調 op.68「田園」


オーケストラ・アンコール ベートーヴェン弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 Op135
 第二楽章VIVACE(弦楽合奏版)


アブデル・ラーマン・エル=バシャ Abdel Rahman El Bacha(ピアノ)ジョセフ・スウェンセン指揮 ボルドー=アキテーヌ国立管弦楽団


2025年1月9日 ボルドー、大劇場


フランスのボルドー・アキテーヌ国立管弦楽団(Orchestre National Bordeaux Aquitaine)は
次期音楽監督に米国のジョセフ・スヴェンセン(Joseph Swensen)を迎えると発表した。
スヴェンセンの任期は2024/2025シーズンから。(月間音楽祭WEBより)
多分初めて聴く団体。フランスのボルドーにある。ワインかいと思うようなところに、音楽監督として
ジョセフ・スヴェンセンはノルウェーと日系のアメリカ人としてアメリカに生まれる。60代の指揮者。


ピアニストのアブデル・ラーマン・エル=バシャ(1958年アラブ系レバノン人)、
ベテランのピアニストだった。コンサート歴も長く、フットワークも良かったという。
録音数も多く、80年代に来日、国内でもコンサートを行う。確かにお名前は聞いたことが
あった。音源にあたることはなかったけれど、お名前がどこの人?という感じだったので、
記憶にはあった。フランスで学んだ。レパートリーも多数。




4番の協奏曲は溌溂としていて、聴きやすかった。上手いピアニストだと思う。
指も回っているけれど、テクニックのためのそれではない感じがした。


田園は大きく構えて鳴らすような揺らしがかかっていて聴いていて面白かった。
集中切れずに聴き通せた。バランスよく味のある演奏のように思う。



辻井伸行(ピアノ)サンットゥ=マティアス・ロウヴァリ指揮フィルハーモニア管弦楽団 チャイコフスキー ショパンP協1番 バルトーク

2025-01-31 19:16:20 | 音楽夜話(クラシック)
1.31


04:30-06:45 19.30-21.45 BBC3


チャイコフスキー:イタリア風奇想曲 ト長調 op.45
ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 op.11
ソリスト・アンコール
 リスト ラ・カンパネラ
 
バルトーク:管弦楽のための協奏曲 sz.116






辻井伸行(ピアノ)
サンットゥ=マティアス・ロウヴァリ指揮フィルハーモニア管弦楽団
2025年1月30日 ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホールから生中継






イタリア風奇想曲はロシアの作曲家がイタリアを取り入れて書くと
こんな感じになりました的な作品。その意味ではロシア的ではない。
リズムも旋律もなにかイタリア情緒があり、いつものチャイコフスキーを
イメージするとなんか違うものを感じる。でも、終楽章はチャイコフスキーの
独断場で、彼の懐から湧いてくるものが詰まった作品に仕上がっている。


今回、辻井伸行氏のショパンの1番。開眼の方の演奏を凌駕するような
勢いで奏される。この方のセンスというか、パッションというか、なにか
音楽に魅せられた世界があるのではないかと思う。ハンデは彼にとっては
あまり関係ないのかもしれない。初めからそうだったから、他を知らないから
ある意味不便を感じないというか、それを武器にしている感もある。
凄い演奏だっだ。 辻井氏が支持されるのもわかる気がする。
会場は演奏が終わっても、彼の熱演におおいに沸いている。




管弦楽のための協奏曲。フィルハーモニア管は実力のある団体なので、
こういう曲も危なげなく弾ききってしまう。イギリス風のイメージはあるけれど、
バルトークだろうが何だろうが大丈夫・不安もない。


エーリク・グレーネステイン=ヘンドリクス (ハープ)マキシム・パスカル指揮ヘルシンボリ交響楽団 シェンベルク家庭2番 ドビュッシー神聖世俗 ベートーヴェン7番

2025-01-30 08:55:37 | 音楽夜話(クラシック)
1・30
04:00-05:16 20.00-21.16 SRP2


シェーンベルク:室内交響曲第2番 変ホ短調 op.39  24
ドビュッシー:神聖な舞曲と世俗的な舞曲
ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 op.92
エーリク・グレーネステイン=ヘンドリクス Erik Groenestein-Hendriks(ハープ)マキシム・パスカル指揮ヘルシンボリ交響楽団
2024年11月14日 ヘルシンボリ、コンサートホール




シェーンベルクの曲は不協和音であっても心地よく聴ける
何か不思議な仕掛けでもあるような感じ。引き込まれていく。
こういうタイプの曲があるのだということが、ある意味不思議だけれど
世界を広げてくれる。

ドビュッシー:神聖な舞曲と世俗的な舞曲。以前、名曲シリーズかなにかの
番組だったかで聴いた。その後、何度か聴いたこともあったが、曲は
忘れていた。ハープと管弦楽の協奏曲の様な、管弦楽作品だった。
短い曲だったけれど、ドビュッシーの作風は、彼を思い起こさせた。


後半ベートーヴェンの7番。
マキシム・パスカル(フランス)ヘルシンボリ交響楽団(スウェーデン)首席指揮者。
今年40歳になる俊英。今回は手兵のオケとステージに。
ヘルシンボリは人口約10万で、オーケストラは1911年に創設された。
さすが、ヨーロッパ圏は違うというか、人口が少なくてもプロオケがある。

端的な演奏でアヴェレージを超えてくる。
スキがないものの、苦しくはない。そこが上手い所か。
すっきりしていて、聞かせどころをわきまえている感じがした。
アタッカで終楽章へ。無理に飛ばさず、流れも重視。
綺麗にまとめて嫌味なく終演。会場も沸いた。

ウェイン・マーシャル(ピアノ)指揮ドイツ連邦ユーゲント管弦楽団 ブリテン青少年 ガーシュイン ラプソディー ホルスト惑星

2025-01-30 08:52:15 | 音楽夜話(クラシック)
03:30-05:55 19.30-21.55 ORF


1・29


ブリテン:パーセルの主題による変奏曲とフーガ「青少年のための管弦楽入門」 op.34
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
ホルスト:組曲「惑星」 op.32
ウェイン・マーシャル(ピアノ)指揮ドイツ連邦ユーゲント管弦楽団
2025年1月9日 ウィーン、楽友協会大ホール」


ガーシュイン パリのアメリカ人
オーケストラ: ORF ウィーン放送交響楽団
指揮者: ウェイン・マーシャル




カミーユ・サン・サーンス:交響曲第3番ハ短調 op.78 :オルガン交響曲
ウェイン・マーシャル(ORG)
オーケストラ: オスロ・フィルハーモニー管弦
楽団 指揮者: マリス・ヤンソンス


ユーゲント
「14歳から19歳までの新進気鋭の若手ミュージシャンが集まると、すごくエネルギッシュで賑やかになります」番組説明より。
ウエイン・マーシャルはイギリス生まれのピアノ・オルガン・指揮者。


マ―シャルは、1曲目2曲目とも引っ張っていく感じが強く、力で押していき、
テンポも上げ気味で、エネルギッシュなところを見せていた。若者の熱気というのは
すごいものだ。音楽が熱く感じられる。惑星もそんな感じで、音も大きかった。
大人集団とはちょっと違う演奏。「火星」は荒れ気味で大味のところもあるけれど誠意は買う。
「金星」「水星」割合無難にこなしている。
「木星」元気のある演奏。若者の勢いか。マーシャルも割とテンポよく
 歌うとことは歌わせているものの、前に前にという感じが抜けいない。
「土星」地味に押し出し気味の演奏。終わって歓声が沸く。
天王星上手くまとまっていた。海王星。クレジットはないか女性コーラスも入っていて、
フェードアウトした後も十分沈黙の時間があり、なかなかできた演奏だった。

指揮者の秋山和慶(あきやま・かずよし)さんが26日、肺炎のため死去した。 84歳だった。

2025-01-30 08:49:10 | 音楽夜話(クラシック)
指揮者の秋山和慶(あきやま・かずよし)さんが26日、肺炎のため死去した。
84歳だった。

先日指揮活動を引退されたばかり。やることやってしまわれたか。
あのケガがなければと思うと至極残念に思われる。 合掌。


秋山和慶 youtube12:51
2004年 秋山和慶&サイトウキネン モーツァルト ディヴェルティメント ニ長調 K136