小岩 珈琲園
たぶん初めて行ったJAZZ喫茶。
昭和60年代にはじまり、90年代?に閉店したようだ。
実家の隣の駅にそれはあった。商店街を歩いていくと、左側
だったかに喫茶店のドアがありそれを開けて入っていくと
結構な音量でJAZZがかけられていた。
たぶん正統なアルバムが掛かる鑑賞店だったのだろうと思う。
1階は会話可能な喫茶店、2階は鑑賞専門のブースになっていた。
スピーカーと対峙する形の椅子席で、薄暗くいかにも聴く体制と
いうかコンサートというかLIVEだった。
NOW PLAYINGはジャケットが2階の鑑賞ブースに吹き抜けの1階
から、滑車の様なもので、するするとジャケット入れに入った
ジャケットが上がってくる。たしか、左右スピーカの間に掲示
される。灰色の箱に入ったJBLのプロ仕様のスピーカーシステム。
それで、今、何がかかっているかわかる
仕組みになっていた。ある意味そこはユニークだった。
コーヒーは店の女性の店員さんが持ってきて、ミルクはいれますか?
と聞かれたような記憶がある。当時は小さなステンレス製のミルク・
ピッチャーが流行っていたが、ここではそれはなく入れてくれた。
砂糖は自分でいれるようだったと思う。当時はミルクと砂糖を入れて
飲んでいたから不思議にも思っていなかった。
2時間たつとたしか再オーダーしなくてはならず。でもLPだから
片方20分程度だったらかなり聞ける。CDだったらこうはいかない。
しかし今考えると、不思議な空間。
お金払ってしずかにJAZZを聴くという。日本独特な文化かもしれない。
何度か行った覚えはある。何がかかっていたかは思い出せない。
たぶんブルーノートとかの名盤、ヴォーカルものあとは新しいレーベルの
紹介で時間によってかけていたかもしれない。
音量は2階の吹き抜けから下に音は落ちるが、2階の音量が結構
大きかったと思う。鑑賞をうたっているので、聴かせることに、
重きを置いていた。2時間くらい聴いているとそれも十分な
感じになってきて席を立ったものだ。おかわりするだけの予算もない
ということもあったか。コーヒー1杯450円くらいだったと思う。
アンプはマランツ。スピーカーはJBL。当時のJAZZサウンドとしては
申し分ないかもしれない。自宅では出せないものだから、拝聴するしか
なかった。JAZZサウンドとはこのようなものと感じるしかなかった。
後年いろんなところで聴いていると、ベンチマークはどこかというと
この店ではなかったかと思う事はあったが、実際は感覚の問題で
違う店かもしれない。
90年代に閉店している。想い出の店は今はもうない。
たぶん初めて行ったJAZZ喫茶。
昭和60年代にはじまり、90年代?に閉店したようだ。
実家の隣の駅にそれはあった。商店街を歩いていくと、左側
だったかに喫茶店のドアがありそれを開けて入っていくと
結構な音量でJAZZがかけられていた。
たぶん正統なアルバムが掛かる鑑賞店だったのだろうと思う。
1階は会話可能な喫茶店、2階は鑑賞専門のブースになっていた。
スピーカーと対峙する形の椅子席で、薄暗くいかにも聴く体制と
いうかコンサートというかLIVEだった。
NOW PLAYINGはジャケットが2階の鑑賞ブースに吹き抜けの1階
から、滑車の様なもので、するするとジャケット入れに入った
ジャケットが上がってくる。たしか、左右スピーカの間に掲示
される。灰色の箱に入ったJBLのプロ仕様のスピーカーシステム。
それで、今、何がかかっているかわかる
仕組みになっていた。ある意味そこはユニークだった。
コーヒーは店の女性の店員さんが持ってきて、ミルクはいれますか?
と聞かれたような記憶がある。当時は小さなステンレス製のミルク・
ピッチャーが流行っていたが、ここではそれはなく入れてくれた。
砂糖は自分でいれるようだったと思う。当時はミルクと砂糖を入れて
飲んでいたから不思議にも思っていなかった。
2時間たつとたしか再オーダーしなくてはならず。でもLPだから
片方20分程度だったらかなり聞ける。CDだったらこうはいかない。
しかし今考えると、不思議な空間。
お金払ってしずかにJAZZを聴くという。日本独特な文化かもしれない。
何度か行った覚えはある。何がかかっていたかは思い出せない。
たぶんブルーノートとかの名盤、ヴォーカルものあとは新しいレーベルの
紹介で時間によってかけていたかもしれない。
音量は2階の吹き抜けから下に音は落ちるが、2階の音量が結構
大きかったと思う。鑑賞をうたっているので、聴かせることに、
重きを置いていた。2時間くらい聴いているとそれも十分な
感じになってきて席を立ったものだ。おかわりするだけの予算もない
ということもあったか。コーヒー1杯450円くらいだったと思う。
アンプはマランツ。スピーカーはJBL。当時のJAZZサウンドとしては
申し分ないかもしれない。自宅では出せないものだから、拝聴するしか
なかった。JAZZサウンドとはこのようなものと感じるしかなかった。
後年いろんなところで聴いていると、ベンチマークはどこかというと
この店ではなかったかと思う事はあったが、実際は感覚の問題で
違う店かもしれない。
90年代に閉店している。想い出の店は今はもうない。