MOBU'S MUSIC MAZE

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ショパン国際ピアノコンクール本選 結果発表

2021-10-21 10:51:09 | 音楽夜話(クラシック)
ショパン国際ピアノコンクール本選 結果




現地夕方18時開始、時差7時間。日本時間深夜1時より~。
結果発表のつなぎに、終了後のファイナルを終えてみたいな、


座談会をやっていた。英語なので会話は
部分的にしかわからなかったが、安堵の表情で語られる
コンテスタントはプレッシャーから解放された表情が
よかった。


本選はすべてイブニングセッションで行われた。
日本時間深夜なので、私的にはリアルでは聞けず、
早朝など、アーカイブで聴かせていただいた。


協奏曲の場合、後ろにオケが乗る。1-3次予選は、ピアノを
ステージ上で移動していたが、本選はそうはいかない。
動かすスペースはない。


本選初日はスタインウェイ3台、ファツィオリ1台。
2日目はカワイ・ファツィオリ・スタインウェイ2台
3日目はスタインウェイ・カワイ・ファツィオリ
入れ替えは、ステージ中央のエレベータースペースが
あってそこにピアノを載せて、舞台下におろして
ピアノを入れ替えてステージに挙げるというやり方だった。
そのためのスペースがある。コンクール用のホールではないと
思うけれど、なかなか工夫されていた。


20日終演後結果発表。後日審査員の得点開示あり。


終わった。コンテスタントの皆様、関係者一同お疲れさまでした。
リスナーもここまでくると大変だった。
一時にショパンの曲をだれかれ構わず聴き過ごす。ショパンは
嫌いではないが当分いいかもしれない。


頭の中のヘビロテが取れるまでは、そっとしておこう。
勝ち上がってくるのを聴く楽しみはあるけれど、コンクールなので
優劣だけを競うわけでなく、そこにはいろいろの思惑が入っているので
審査員も大変だと思う。得点表が後日公開されるので、そこで、
ごひいきだった人がなぜ予選通過しなかったのかわかるかもしれない。
かけひきや、細かい思惑はわからないかもしれないが。


下記の結果を見てちょっとうるっときました。よく聴き通した自分。
淡々と結果発表をしています。報道と、コンテスタントはそこにいることを
許されていたようです。ここまでくるとみな同志というか歴戦の覇者です。
ショパン・オリンピックとはよく言ったものです。


入賞者8名 

追記◆
1位: ブルース・リウ (カナダ)ファツィオリ                      ◆浜松市長賞(最優秀賞=第1位受賞者に)

2位: 反田恭平 (日本), スタインウェイ479
  アレクサンデル・ガジェヴ(イタリア・スロベニア)シゲルカワイEX ソナタ賞
3位: マルティン・ガルシア・ガルシア(スペイン)ファツィオリ 協奏曲賞
 4位: 小林愛実 (日本),スタインウェイ479
  ヤクブ・クシュリク (ポーランド)スタインウェイ479 マズルカ賞
  ◆最優秀演奏賞(ポーランド・ベラルーシ・イスラエル・リトアニア・ウクライナ・        ロシアの演奏者の中から
5位: レオノラ・アルメリーニ (イタリア)ファツィオリ
6位: ジェイ・ジェイ・ジュン・リー・ブイ (カナダ)シゲルカワイEX)           ◆最年少ファイナリスト賞

ファイナリスト4名
Kamil Pacholec (ポーランド)
Hao Rao(中国)
Eva Gevorgyan(ロシア/アルメニア)
Hyuk Lee(韓国)
追記◆
特別賞
ポーランドラジオ放送局賞(マズルカ最優秀演奏賞) Jakub Kuszlik, Poland – Steinway & Sons 479
国立フィルハーモニー賞(協奏曲最優秀演奏賞) Martin Garcia Garcia, Spain – Fazioli F278
クリスチャン・ツィメルマン賞(ソナタ最優秀演奏賞) Alexander Gadjiev, Italy/Slovenia – Kawai Shigeru EX
フレデリック・ショパン協会賞(ポロネーズ最優秀演奏賞)  該当者なし






受賞者演奏会第2夜で発表
◆最優秀ポーランド人セミファイナリスト賞
Piort Alexewicz ピオトル・アレクセヴィチ(ポーランド)
◆浜松市長賞(最優秀賞=第1位受賞者に)
Bruce (Xiaoyu) Liu ブルース・シャオユー・リウ(カナダ)

◆ポーランド出場者最優秀賞(この基準の特別賞が3つ出ています)
Jakub Kuszlik ヤクブ・クシュリック(ポーランド)
◆最年少の女性ファイナリストへの特別賞
Eva Gevorgyan エヴァ・ゲヴォルギヤン(ロシア/アルメニア)



音楽の泉 10月17日分 ショパンピアノ協奏曲第2番

2021-10-21 00:45:12 | 音楽夜話(クラシック)
音楽の泉 10月17日分 ショパンピアノ協奏曲第2番




▽ショパンのピアノ協奏曲第2番
奥田佳道


楽曲
ショパンはオペラが好き。
ヨーロッパで活動したい。
協奏曲が流行っていた。1830年。
初演は成功を収めた。


最近はホ短調・へ短調と番号を入れない形での
表記になった。


M-1「ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 作品21」
ショパン:作曲
(ピアノ)マルタ・アルゲリッチ、(管弦楽)モントリオール交響楽団、(指揮)シャルル・デュトワ
(30分57秒)
切れ味のいい演奏。


1965年第7回のショパン国際ピアノコンクール優勝者マルタ・アルゲリッチ。
当時は1番を弾いた。




M-2「ノクターン 嬰ハ短調 遺作」
ショパン:作曲
(ピアノ)チョン・ミョンフン
(3分53秒)


M-3「マズルカ 変ロ長調 作品7第1」
ショパン:作曲
(ピアノ)アルトゥール・ルビンシュタイン
(2分39秒)


「マズルカ ニ長調 作品33第2」
ショパン:作曲
(ピアノ)アルトゥール・ルビンシュタイン
(2分48秒)