ショパンコンクール第3次予選結果
一生で一時にこれだけのショパンの曲を聴くことになろうとは・・・。
にわかショパン・コンクール・ツーリストです。
毎日がショパン漬けで、ほかの音楽が入りにくく、頭の中がショパンの
曲で誰の演奏なのかもうわからなくなって自動ヘビロテしています。
体に良くありません(笑)。
3次になるとまたコンテスタントの顔つきが変わってきます。
また1枚皮を脱ぐというか、ガチな気持ちが伝わります。
技術的にはもう遜色なく、表現とてその方独自なものが出てくるので
何がいいとか悪いでなく、好き嫌い?もありなのかなと思わされるような
今まで聞いてきたものがそのリスナーの志向に出てくるような、審査員も大変だと思います。
その中で、何人かの贔屓さんもできましたが、残念ながら2次でも3次でも通過できない
コンテスタントが半分くらい涙をのみ、そして、ファイナリストが選出されるという
コンクールの性です。
ファイナリストはこの12名。そこから6名が入選です。
ファイナル進出者(12名)※アルファベット順
Ms Leonora Armellini, Italy レオノーラ・アルメッリーニ(イタリア)
Mr J J Jun Li Bui, Canada J J ジュン・リ・ブイ(カナダ)
Mr Alexander Gadjiev, Italy/Slovenia アレクサンダー・ガジェヴ(イタリア/スロベニア)
Mr Martin Garcia Garcia, Spain マルティン・ガルシア・ガルシア(スペイン)
Ms Eva Gevorgyan, Russia/Armenia エヴァ・ゲヴォルギアン(ロシア/アルメニア)
Ms Aimi Kobayashi, Japan 小林愛実(日本)
Mr Jakub Kuszlik, Poland ヤクブ・クーシュリック(ポーランド)
Mr Hyuk Lee, South Korea イ・ヒョク(韓国)
Mr Bruce (Xiaoyu) Liu, Canada ブルース(シャオユ)リウ(カナダ)
Mr Kamil Pacholec, Poland カミル・パホレッツ(ポーランド)
Mr Hao Rao, China ハオ・ラオ(中国)
Mr Kyohei Sorita, Japan 反田恭平(日本)
ピアノはスタインウェイが6名、ファツィオリとカワイが3名ずつだそうです。
このレベルになるとある意味誰が入選してもおかしくないと思います。
皆さん自分なりのショパン・イメージを持ち学ばれてるわけですから、
審査員の皆さんがどう判断していくかはまた別問題なので、ファイナルの演奏を
楽しみたいと思います。
予定演奏曲目は以下。10月18日19日20日
Kamil Pacholec (ポーランド)ショパン ピアノ協奏曲 ホ短調 第1番 (作品11)
Hao Rao(中国)ショパン ピアノ協奏曲 ホ短調 第1番 (作品11)
反田恭平 Kyohei Sorita(日本)ショパン ピアノ協奏曲 ホ短調 第1番 (作品11)
Leonora Armellini(イタリア)ショパン ピアノ協奏曲 ホ短調 第1番 (作品11)
J J Jun Li Bui(カナダ)ショパン ピアノ協奏曲 ホ短調 第1番 (作品11)
Alexander Gadjiev(イタリア/スロベニア) ショパン ピアノ協奏曲 ヘ短調 第2番 (作品21)
Martin Garcia Garcia(スペイン)ショパン ピアノ協奏曲 ヘ短調 第2番 (作品21)
Eva Gevorgyan(ロシア/アルメニア)ショパン ピアノ協奏曲 ホ短調 第1番 (作品11)
小林愛実 Aimi Kobayashi(日本)ショパン ピアノ協奏曲 ホ短調 第1番 (作品11)
Jakub Kuszlik(ポーランド)ショパン ピアノ協奏曲 ホ短調 第1番 (作品11)
Hyuk Lee(韓国) ショパン ピアノ協奏曲 ヘ短調 第2番 (作品21)
Bruce (Xiaoyu) Liu(カナダ)ショパン ピアノ協奏曲 ホ短調 第1番 (作品11)