MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

Carpenters Road~『Voice of the Heart』sideA/平松愛理&森俊之

2023-02-13 19:56:31 | 音楽夜話(音楽一般)
Carpenters Road~『Voice of the Heart』sideA/平松愛理&森俊之
アウトテイク他からの制作盤。カレン没後リリースされたものだけれど、使える音源が残っていてよかったと思う。




1. Now /Carpenters


最後のレコーディングセッション。オーボエのイントロの美しさ。
Voはワン・テイクで録音された。カレンの歌声はいつもと変りなく。


2. Sailing On The Tide(輝く船出) / Carpenters
トニー・ペルーソーの出番。明るく元気でカラッとしている。イングリッシュホルンの
低域から普通の音域への使い方。ベースの使い方。コンバスのところでチェロの
様なフレーズを弾いているエレキベースの音使いに注目。ワークリード(仮歌)
いいテイクがあれば差し替えられるものだけれど、カレンは仮歌でもOKテイクに
なるほどの完成度を持っていた。
3. You're Enough (幸福過ぎて) / Carpenters
82年4月レコーディングされたようだ。リチャードの楽曲の作り方の独特なものがあった。
4. Make Believe It's Your First Time (遠い初恋) /Carpenters
お茶目なカレンを出してみた。キャラを出したかった。スタジオの声が入っている。こういうバラードも
似合っている。
5. Two Lives (二人の想い出) /Carpenters
カレンの仮歌がマイクから遠い。のびのびとしている。近いと緊張が乗ってしまう。
2番はフェイクしているところがある。プレスもなく歌っている。遠くなると低音が
入らない。サウンドはレイヤーサウンド。キーボードを3つ重ねている。フェンダー・生ピ・
オルガンを重ねて一つに聞こえる様に録音している。



「ありがとうカレン」Circle of Carpenters~/平松愛理&矢口清治

2023-02-13 15:06:26 | 音楽夜話(音楽一般)
「ありがとうカレン」


2・5


Circle of Carpenters~/平松愛理&矢口清治


“Circle of Carpenters”最終回は特別編として「ありがとうカレン」をお送りする。
ちょうど40年前、1983年2月4日に32歳という若さで逝去したカレン・カーペンター。
しかし私たちに遺してくれた歌声は今も色あせることなく私たちの心を捉えている。
リスナーから感謝の気持ちを込めたリクエスト、そして平松愛理が選ぶ「カレンが大好きだった曲」を
集めてカレンへのメッセージとともに紹介する。


1. Sing(LIVE IN JAPAN) /Carpenters
ライヴはライヴの良さがあるよね。日本公演も聴いた覚えがある。
ひばり児童合唱団。NICE!!。


2. Sweet,Sweet Smile /Carpenters
カレンが好きだった曲とか。ホットロッドみたいな始まりで、軽快なカントリー・ロックな曲調がいいな。


3. Desperado (愛は虹の色(デスペラード)) / Carpenters
原曲はイーグルスだけれど、カレンのほうが先に知った。そしてイーグルスへ。
いい歌はいい。歌詞はハードだけれどね。哀愁のハーモニカ。
4. Those Good Old Dreams(遠い想い出) /Carpenters
5. Goofus /Carpenters
カレンの好きな曲。2曲。なかなか渋めだけど、ご本人の好きな曲は
なにか深いものがあるのかもしれませんね。
6. I Need to Be in Love(青春の輝き)/Carpenters
カレンが一番好きだった曲。うーん。これも深いなぁ。



カーペンターズカフェ 平松愛理、ゲスト:佐橋佳幸(ギタリスト)

2023-02-13 15:04:07 | 音楽夜話(音楽一般)
カーペンターズカフェ 平松愛理、ゲスト:佐橋佳幸(ギタリスト)




1・29


Carpenters Cafe/平松愛理、ゲスト:佐橋佳幸(ギタリスト)


1. Goodbye to Love(愛にさよならを)/Carpenters
トニー・ペルーソーのギターで様子が変わる(ファズ・ギターとヴィブラート)がフューチュアされてる。
変ロ長調(ギタリストが好まないキー・フラット系)決めごとを壊していく。口で歌えるアドリブフレーズ。
トニーが入ってから、カーペンターズサウンドも変わってくる。
2. Top of the World /Carpenters
カントリー・テイストが好みの2人(ペダルスティールギター)名手バディー・エモンズ(ペダルスティール)の参加。センスいい。
和声が独特。音が足りなくなる。ギターで音を間引いて弾くことができないか(ピアノだどそれができない)。
倍音の違いがあるから。
3. 語愛(かたらい) / EPO
1980年デビューアルバムのこの曲の間奏部分で、佐橋氏(当時高3)がトニー・ペルーソーっぶりのギターを弾いている。
確かにそういう感じのソロだ。初めてギャラをもらった。
4. For All We Know(ふたりの誓い)/Carpenters
「ブレッド」のメンバー(作詞)。カーペンターズとも繋がっていた。
佐橋氏の最も好きなカーペンターズ・ソング。私も好きです。
佐橋さんにとってカーペンターズとは。
・編曲に目を向けさせてくれた人たち。楽曲の成り立ちを考えさせてくれた人たち。



ギター・フェスタ2022より 猪居亜美・押尾コータロー(NHK-BS クラシック倶楽部)

2023-02-13 10:44:04 | アコースティック・ギター・トリップ
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ギター・フェスタ2022より 猪居亜美・押尾コータロー


昨年の12月23日にベスト・オブ・クラシック(NHKFM)で放送された。
これを聴き逃してしまった。さて、FMでの再放送を待つか・・・。
BSのクラシック倶楽部という番組が、50分ぐらいに編集されて放映されている。
ここで取り上げないかなと思っていたら、なんと、10月26日に放送していた。
これもスルーしていたが、予約録画で、この番組はキープしているので、
残っていた。それが今日わかった(>_<)。


◆印がクラシック倶楽部で放送された曲。


クラシックからは猪居亜美「クラシックギター新世代」。確かにヨークなど闊達に弾いてしまうような
ところは、ベテランさんとは一線引いている。楽器をたたくなど朝飯前みたいなところがある。
高校時代はロックバンドを、大学に行くとクラシックに戻ったとのこと。ナイロンもスチールも、
youtubeではアコギをもって、J-POPなど弾いている。多彩だ。本業はクラギナイロンなのだ
ろうけれど、普段はロックを聴いているという。クラシックギターのジャンルのハードルを低くしている。
まじりあうことの難しさはあるもののそれにチャレンジしているようなところがある。
ヨークも闊達だったし、初めて聴くがシエッラのソナタもチャレンジがあって選曲がよかった。




アコースティックギターで弾く】Forever Love / X JAPAN 演奏:猪居 亜美(編曲:江部賢一)
https://www.youtube.com/watch?v=B6G0Bs3gax0
使用楽器エアーズ


父のアコースティックギターで情熱大陸を弾いてみました。
https://www.youtube.com/watch?v=L871rXAbGFY
使用楽器 ギルドD-55
昔、ジョン・レンボーンが使っていた。がっちりした楽器で、妙に重かった。


鉄弦からは押尾コータロー氏。多分レコーディングでは表立ってナイロンは使わないと思う。
ナイロンと鉄弦は近いようで遠い、深い溝がある。それを埋めるべく奮闘しているところも
あるけれど、我が道を行くパイオニアにもなりつつある。1日でも長く続けてほしいアーティストの
一人。ギターパーカッシブな弾き方だけでなく、従来の奏法テクニックもやはり進化しているように思う。
普段立ってストラップをつけてプラグドでステージに立っている彼も、本日は椅子に座って足台を使ったりして
いつもと勝手が違う様子。もしかしたら上がっていた?のかもしれない。ステージのサブ台には、ドリンクが
あって曲間で飲んでいた。クラギの方はふつうそういうセットはない。彼は曲によって楽器を変えていた。
ギブソンヴィンテージは、ステージに座ってマイクなしで、生音をきかせていたころがあった。
本日はマイクで拾っているけれど、PUはついてない。1930年代の楽器。御年93に今年なる。


FMでのベストオブクラシックでの再放送を望む。本日出ていない大御所がいるし、朴さんも
前半出ているし、番組の全貌を知りたいな。


2022・12・23(NHKFM ベストオブクラシックのプログラム表)
ギター・フェスタ2022
高山久美子 収録:2022年8月19日 ハクジュホール


楽曲


◆「Just how funky are you」 Mark Usherovich 2016
ヨーク:作曲
(ギター)猪居亜美
(6分02秒)


「「カプリス変奏曲」から 第27番、第40番、第1番、第2番、第51番」
ロックバーグ:作曲
(ギター)猪居亜美
(5分55秒)


◆「ギター・ソナタ」Mark Usherovich 2016
 シエッラ:作曲
(ギター)猪居亜美
(13分27秒)


「アンクラージュマン 作品34」
ソル:作曲
コスト:編曲
(ギター)猪居亜美、(ギター)パク・キュヒ
(12分09秒)


◆「映画「戦場のメリークリスマス」から Merry Christmas Mr.Lawrence」 Greven Guitars Japan Oshio-DC BR
坂本龍一:作曲
押尾コータロー:編曲
(ギター)押尾コータロー
(6分10秒)


◆「映画「第三の男」から ハリー・ライムのテーマ」 Collings D-2 Cutaway
カラス:作曲
押尾コータロー:編曲
(ギター)押尾コータロー
(5分03秒)


◆「黄昏」 Gibson L1
押尾コータロー:作曲
(ギター)押尾コータロー
(4分52秒)


◆「リベルタンゴ」Gibson L1
ピアソラ:作曲
押尾コータロー:編曲
(ギター)押尾コータロー
(6分44秒)


◆「翼~you are the HERO~」Greven Guitars Japan Oshio-DC BR
坂本龍一:作曲
押尾コータロー:作曲
(ギター)押尾コータロー
(3分37秒)


「美しき人生」
押尾コータロー:作曲
(ギター)押尾コータロー、(ギター)福田進一
(4分00秒)


「ボレロ」
ラヴェル:作曲
押尾コータロー:編曲
(ギター)押尾コータロー、(ギター)福田進一、(ギター)荘村清志
(7分55秒)
~以上、2022年8月19日 ハクジュホール(東京)~